どういう形になったらトレードするのか?(図挿入バージョン)
2019年05月22日
(あずまさんが貴重な時間を割いて説明してくださいました。決して無駄にしてはならないと思い、ブログに図を加え理解を深めるようにしてみました。細かい図の形については各自で考慮ください。解釈の仕方も私の根拠ですので・・・では、、)
どういう形になったらトレードするか?
シンプルに答えると「伸びそうな形になったら」が僕の回答です。
なんだそれは?・・と思われるかもしれませんね(笑)
介さんの問いかけから外れていると思われるかもですね(^^;)
でも、そうじゃないんです。
トレードしている以上、値幅を獲らなければならないので、伸びそうな形のところしかトレードしてはいけないんです。
伸びそうなところとは、上位足のトレーダーも追随買いや追随売りをしてくるところです。
僕たちは基本的にはデイトレをしているので、トレード足は5分足か15分足。
追随してくる上位足とは、1時間足もしくは4時間足です。
では、どのような状態になれば追随買いや追随売りが入りやすいのか?
一番王道なのは上位足のダウの方向に沿って下位足がトレンド転換した時ですね。
そのため、長期ダウ(上位足のダウ)はどの方向か?それに対して短期ダウ(下位足のダウ)はどのように動いているかの関係性の把握が必要です。
これが売りの場合、「何がどうなったら売りを考えるか」の王道です。
(*青、赤の線は離れていますが実際には絡んでいます。便宜上の理由で離してあります)
次に、上位足のダウがトレンド転換しそうな時に下位足でトレンド転換した時です。
つまり、長期ダウ(上位足のダウ)のトレンド転換が見えてきた時に短期ダウ(下位足のダウ)がトレンド転換した場合ですね。
これが、「何がどうなりそうなら売りを考えるか」という部分です。
現在のドル円を見ていきます。
日足ですが、安値を割っているため上昇トレンドは崩れていますが、高値切り下げがないため実はまだ下げトレンドではありません。
4時間足は上昇ダウですね。
しかし、その上昇ダウにすごく優位性があるかと言うと少し微妙です。
日足は下げダウではないとは言え、短期MAは下落しており、日足では売りに優位性があるエリアにレートが存在しています。
そのため、4時間足が上昇ダウとは言え、非常に伸びにくくなっています。
それに加えて4時間足で明確なレジサポラインがあり、そのラインの下には当然売り注文が集中しています。
■では、どのような状態になったら買えるのか?
①一番分かりやすいのはこのレジサポを上抜けてから、このレジサポをサポートラインとして1時間足でも分かるくらいの安値切り上げからの買いですね。
この状態になるには1-2日くらいかかるので、おそらく日足でも安値切り上げが少し認識可能となり、4時間足のダウの方向がより優位性が出てくるので伸びやすいと思います。
4時間足のダウの方向に沿っているので、1時間足の安値切り上げを15分足でタイミングを取ってエントリーしたいところですね。
②次に、損切が狭く出来る場合ですね。
現状は15分足の安値切り上げ等で買ったとしても損切ラインは109.8くらいのレジサポラインに置かざるを得ないので損切が40pipsくらいとなり、日足短期MAが下げている状態ではかなりリスキーなので厳しいと思います。
損切が狭く出来るためには、レジサポラインの下にレートが狭い範囲で溜まってから15分足の高値と1時間足の高値の同時超えでのエントリー、もしくは1時間足で明確にもう一段安値切り上げが見えてから15分足でタイミングを取ってエントリーです。
■それに対して、どのようになったら売れるのか?
もしくはどうなりそうだっら売れるのか?
ところで、買いのところには「どうなりそうだったら買えるのか?」という一文が無いことに気づかれましたか?
校長のブログが良くできて素晴らしいのは、気付く人だけに対して絶妙に分かるメッセージをコソっと隠しているところです(笑)
違いは、買いに対しては4時間足のダウの方向であるのに対して、売りに対しては4時間足のダウの方向に逆らっていることです。
つまり、売るには4時間足のダウがトレンド転換してからが一番安全なのですが、そうなってからだと遅い・・と言うか、トレードするのが数日後になるため、トレンド転換が見えたところで売りを考えるんだよーと言うメッセージです(^^)
4時間足のダウの転換が意識されることなしには4時間足トレーダーの追随売りが入ることはないので、当然伸びません。
つまり、トレードすべきところではありません。
(*5月22日正午現在も上げダウ中)
4時間足のトレンド転換をとらえるには・・?
15分足で捉えようとしても、時間軸が違いすぎて無理があります。
4時間足のトレンド転換が見えてくるには、4時間足でも認識出来る1時間足レベルの高値切り下げ(もしくはダブルトップ)が必要ですね。
つまり、比較的大きなスパンでの高値切り下げ(もしくはダブルトップ)が必要です。
4時間足でも認識出来る高値切り下げが分かるくらいの値動きなら、4時間足の短期MAが水平気味となり下落する可能性はさらに高くなります。
1時間足短期MAが中期MAを下回ってから再度収縮下落するタイミングと重なるとグランビルの法則で下落する可能性がさらに高くなりますね。
高値切り下げ(もしくはダブルトップ)をネックライン割れで売るのか(①)、15分足でタイミングを計って売るのかになってきます。
同じ高値切り下げでも、4時間足の安値を割ってからの高値切り下げと、4時間足の安値を割る前の高値切り下げは難易度が全然違ってきます。
15分足でタイミングを取るとなると、先に書いた通り4時間足と時間軸が違い過ぎるので、4時間足の安値を割ってからの1時間足の高値切り下げの場合にしておく(②)か、相当リスクを覚悟して15分足短期MAが中期MAを大きく下抜いてから収縮拡散してグランビルの法則で下げそうなところを捉えるか(③)のいずれかだと思います。
以上、長くなりましたが僕なりの回答です。
*エントリーは自己責任でお願いします(笑)
こうやって長々と書くと難しく感じるかもしれませんが、どのような形が伸びやすいか(上位足が追随してくるか)?を考え、それに水平線やグランビルの法則を組み合わせてトレードを組み立てて行くと良いかと思います。
(終)
(ある時点からなぜかしら線を一本引くのに1時間かかるようになって、掲載が遅れたことを申し訳なく思います。)
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