枕草子
2020年10月14日
春は、あけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。
ドル円は朝方
ようようと東京時間迎えるころ、少し動きだし、色めきだすローソク足の、長くたなびきたる。
夏は、夜。
月のころは、さらなり。闇(やみ)もなほ。
螢(ほたる)のおほく飛びちがひたる、また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行(ゆ)くも、をかし。雨など降るも、をかし。
ポンドルは夜。
欧州時間はさらなり。ニューヨーク前もなほ。
ローソクの上げたり下げたり、窓開けたる。また、ダウの一つ二つなど確かに切り上げてゆくも、をかし。ひげなどつけるも、をかし。
秋は、夕ぐれ。
夕日のさして、山のはいと近うなりたるに、烏(からす)の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ、三つなど、飛びいそぐさへ、あはれなり。
まいて、雁(かり)などの列(つら)ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
?日入りはてて、風の音(おと)、虫の音(ね)など、はたいふべきにあらず。
ユロドルは夕ぐれ。
投資家の入り始め、相場のいと騒ぎ出すに、ダウのよこよこがふれはじめとて、陽線の三つ四つ、二つ、三つなど、飛びいそぐさえ、あはれなり。
まいて、移動平均線などの列ねたるが、いと広がりを見せるは、いとをかし。
日入り果てて、大衆の慌てるさま、高値つかみを見るなど、はた言ふべきにあらず。
冬は、つとめて。
雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜のいと白きも。
また、さらでもいと寒きに、火などいそぎおこして、炭もてわたるも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶(ひおけ)の火も、白き灰がちになりて、わろし。
豪ドルはつとめて。(早朝)
要人の発言があった日は、いふべきにもあらず。ローソクの真っ赤なのも。
また、さらでもいと暴騰の時に、増し玉などをいそぎふやして、ぽちっとするのも、いとつきづきし。
昼になりて、勢いなくしゆるくなれば、チャートのローソクも、燃え尽きて形なくなりて、わろし。
清少納言
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