7月11日 ユロドルシナリオ
2018年07月11日
・日足
大きくは高値を切り下げ続けているが、意識されていた暫定トレンドライン・20SMAを上抜け、売り優勢の根拠は薄れつつある。
安値は支えられていて、超短期的には安値切上高値更新を見せているが、上昇トレンドに転換した訳ではなく、どちらとも言えない状態。
・4時間足
トレンドラインの速度に従って上昇していたが、昨日それを下回った。
下げ気味の日足20SMAを上抜けていたので、グランビルの法則により一度は下げてもおかしくない状況ではあった。
その時斜めの優位性たちを下回ったが、サポートエリアに支えられて上昇を見せた。
安値を切り上げ続けていて買いが優勢だが、トレンドライン、直近高値を割り込んだことなどから、勢いは弱くなっているか。
・1時間足
4時間足同様、上昇していたが、三尊のネックラインを割ってトレンド転換した。
その際下げトレンドラインも引けたが、サポートエリアに支えられて上昇し、そのトレンドラインと20SMAの上抜けを見せている。
高値を切り下げ安値更新が続いているので売り優勢だが、安定して下げている状況とは言えない。
・シナリオ
4時間足ではやや買い優勢、1時間足ではやや売り優勢。
1時間足で見ると、SMAは接近していながら短期と中期で方向が違う。
安易にエントリーすると痛い目を見そう。
トレードの基本姿勢からすると、4時間足で買い優勢の中1時間足で下げているということは、買う準備をする局面ということになる。
1時間足で上昇トレンドに転換する場面があれば、日足・4時間足での押し目として認識される可能性がある。
売る場合は、4時間足で高値の切り下げが見えて、20SMAが水平~反転するなどして売りの形が出来てから、ということになるか。
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