7月13日 ユロドルシナリオ
2018年07月13日
トレードは環境認識がすべて、という言葉を最近掲示板やブログで聞きます。
以前から知っていた言葉ではありますが、どういうことなのか分かったようで分かっていませんでした。
正しく環境認識するとは、どういうことなんでしょうか。
1,現在買いが優勢なのか、売りが優勢なのか、待つべきなのかを判断する。
2,優勢を判断できたなら、押し目戻り目を判断する
3,押し目戻り目を見つけられたら、5分足等を見てポジションを置く
4,決済する
これはトレードの基本的な4つの段階だと思いますが、損切りに合うトレードの場合は、この内どこかの段階で間違っている場合がほとんどです。
そしてその中でも、
・1の環境認識の段階で間違っている
・2の押し目の判断を間違っている
・1と2をそれぞれ微妙に間違っている
の3つの場合がほとんどです。
いかに正確に買い・売り・待ちの優勢を見極めるかが、次のトレードの組み立ての段階に大きく影響します。
ここを間違えると、買い優勢なのに買えない、とか、売り優勢なのに押し目を待つ、という過ちをおかしてしまいます。
そして、、
多くの人が買いたいと思う相場だからこそ、押し目は支えられ、買い注文は集中するはずです。
テクニカル分析だの環境認識だのは、人々の意識は今どっち向きか?を判定するための技術に過ぎません。
しかし、チャートを見ていると、その向こうにいるトレーダーたちの存在をつい忘れて、自分主体で考えがちになります。
正しい意味でのテクニカル分析をしているなら、チャートの右側を予測する、とか、自分の期待が入り込む、ということは、そもそも起こり得ないはずです。
長々書いてきましたが、こんなことは当たり前の話です。
介先生の本なら、序章に書いてあることです。
でもつい忘れてしまうので、自戒の意味で書きました。
4時間足
・大きくは安値を切り上げ高値更新していて、ゆったりとしたトレンドラインが引ける買い優勢の状態。
・しかし短期的には、加速したトレンドラインを下回り、高値切り下げ安値更新し、20SMAも下向き、下げトレンドラインも引ける売り優勢の状態。
1時間足
・高値切り下げ安値更新、20SMAも下げていて売り優勢。
・昨日は過去のレジサポラインに反発する形で上昇し、現在は安値ラインでWトップを見せている。
チャネルライン付近からの反発でもあり、チャネルラインの示す速度は意識されている?
シナリオ
・1時間足で見た場合、下げ幅は順々に小さくなっていて、20SMAも割り込んでおり、またチャネルライン際ということからも、ここは下げダウの中でも底である可能性が高い。
売り場合は中期にからむ戻り目まで待って、押さえが見られてからになるだろう。
・日足レベルでは短期的に安値切り上げ高値更新の買い優勢の状態で、日足20SMAもレートの直下にあるので、1時間足でトレンド転換した場合は、押し目と判断される可能性もある。
ただしその場合は、すぐに買われるというよりも、日足レベルの時間を使って形ができる可能性もあるので、よく状況を見極めないといけない。
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