先週の反省とマルチタイムフレームとの付き合い方
2018年07月22日
ユロドル
点線から右が先週の値動きです。
先週私は1度もポジションを取れなかったんですが、こうして特に1時間足を見てみると、トレードするところはあったんじゃないかという気がします。
でもトレードできなかったことには原因があります。
私は、優位性がチャート上に現れているにもかかわらず、潜在的なリスクを重く見る傾向があります。
いわゆる「ポジれない病」です。
そして、なぜポジれない病患者になっているかと言うと、それにも原因があります。
その一つの大きな要因が、マルチタイムフレームにあります。
マルチタイムフレームは素晴らしい道具ですが、扱いの難しい道具でもあるように思います。
どこが難しいかと言うと、時間足ごとに、明らかになっている優位性やリスクと、潜在的な優位性やリスクを見極めて、デイトレする上で重視しなければいけない要素と、重視しすぎてはいけない要素を判断する必要がある、と言うところです。
例えば、日足が上昇トレンドならロングしかないかと言うと、そうではありません。
でも1時間足で上昇トレンドなら、基本的に狙うべきはロングです。
これはつまり、時間足ごとに優位性やリスクの比重が違うということを意味しています。
もし主要な3つの時間足(日・4・1)をすべて同じ重さで見るなら、そもそもマルチタイムフレームの意味がなくなるかも知れません。
こうして書いてみると、あったりまえだよ~、と言う感じですが、実際のチャートで比重の違いを正確に判断することは意外と難しく、必要以上に上位足の潜在的リスクを重く見たり、反対に1時間足の潜在的優位性に夢を見たりしてしまいます。
(例えば中級の方のトレードブログは、優位性とリスクの判定が簡潔です。
これはつまり、それぞれの時間足の比重の捉え方が的確であることを意味していると思います)
デイトレの主役は基本的に1時間足です。
日足や4時間足から得られる情報はよく吟味しなければなず、デイトレにおいては潜在的リスクを必要以上に重視してはいけないこともある、というのがここ数日の個人的トレンドです。
一番最初にチャートを掲載しましたが、1時間足でトレードできそうな場所があったとしても、マルチタイムフレームでそれぞれの時間足を見比べると、同時にやっぱりリスクも気になってくるし、それにうまく対処しつつトレード出来ないかと考えるのが正直な所です。
1時間足で、ここを抜けたら売りが優勢だろう、とか、グランビルの法則が働いていて伸びそう、とかがあれば、やっぱりトレードの可能性を捨てるのは迷われます。
もしそういう場合、1時間足のトレードで気をつけるべきことが(介先生の掲示板の投稿の引用ですが)、
①逆行しないこと
②損切狭いこと
③多分伸びるところ(上位足が食いつきやすいところ)
です。
もっともこれはどんな場合でも言えることです。
なかでも個人的に一番興味があるのは2です。
損益率の改善がトレード技術の向上なら、損切り幅を狭くできるポイントの発見が、トレーダーに求められる技術とも言えます。
未来はわからないのだから、上記のポイントで仕込んでおいて次の動きについていく。
1時間足で反転の根拠がある場所での、5分足でのレジサポ逆転やグランビルやパーフェクトオーダー成立の瞬間などは、もし4時間足が迷っているときでも、とりあえずエントリーすべきポイントになる気がします。
節目手前でだめなら逃げるし、抜ければラッキー。
優位性に対してリスクを取るのが、未来がわからないものへの対処法だというのは、その通りではないかと思います。
勉強したことや自分自身で感じたことをやっとかっとまとめているので、この考えをもとに結果を出していないこともあり、長々と読みにくい文章を書いてしまいました。
まとめるなら、1時間足で方向が見える時、4時間足・日足でのチャート上に明らかになる前の潜在的なリスクを重視しすぎてはいけない、ということと同時に、損切り幅をせまくしてそれに対処し、リスクが現れたら逃げるシナリオを持っておくことが、一番最初に書いた私の「ポジれない病」への処方箋です。
現在ユロドルは日足レベルのレンジで、レンジにはレンジのトレードの仕方があるとは思いますが、今週は今書いたようなことを気にしながらチャートを見たいです。
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