USD/JPY

早速ドル円から。

日足はアップトレンド。ようやく押しを入れた。ここまで利益確定を狙っていた層が一気に逃げた形で、前回日足高値も割り込み、直近安値まで下落した。現在はこのラインで下げ止まり。週足などで見るとこれから更に上がる形になっているので、今回の下げが絶好の買い場となるかどうかというところ。

4時間足は押し安値のラインで下げ止まり、アップトレンドは継続。ただ、前回高値に届かずに再下落となると、ヘッドアンドショルダーの形となる。

1時間足は直近高値がわずかに高値更新。押し安値が直近安値に移動するので、直後の下落でトレンド崩壊。ただ、高値更新が微妙で判断が難しい。現在は4時間足で認識できる安値まで押している。

いずれにしても日足と4時間足上目線の中での1時間足トレンド崩壊なので、買いを狙いやすい状況。じっくりとアップトレンドへの回帰を狙いたい。

EUR/USD

続いてユーロドル。

日足は安値更新で絶賛ダウントレンド継続中。次の節目は2020年3月の高値か同年6月の高値となり、ちょっと距離がある状態。今のところ下げ止まる気配はない。

4時間足もダウントレンド継続。トレンドチャネルの下のラインに到達しているが、ラインに絡みつつの下落で下げ止まりの兆候は見えない。

1時間足もダウントレンド継続。更新している下げ幅はそれほど大きくないので、1時間足レベルであれば少しの上昇でトレンド崩壊となりそうな状況。

今回は日足レベルでの安値ブレイクなので、簡単にはトレンドは変わらない可能性が高い。戻りは絶好の売り場となりやすいので、ここからの上昇があると、売りやすくなる。若しくは、このあたりで値を集めるとやはり入りやすい。単純な下落だとターゲットとなる節目がないのでちょっと入りづらい。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

日足は上目線でトレンドレス。前回高値に届かずに下落となったが、さらに下落し、日足レンジの半値を越えての下落となった。

4時間足は短期移動平均線に絡まない程度の押しで上昇していて、押し安値の判断が微妙。一応前回の上昇の起点のあたりの安値が押し安値という判断。現時点では上昇トレンドの中の逆行という状況。実質的にはトレンド崩壊？

1時間足は一足先にトレンド崩壊となっていたが、更に大きく下落し、ダウントレンド継続。

現時点では昨日の下落で移動平均線から拡散している状態なので収束待ち。ユーロドルが全体的に下げトレンドとなっているので、こちらの通貨ペアもその影響を受ける事になる。

GBP/USD

最後にポンドドル。

日足はダウントレンド。現在は反発上昇しているが、トレンド転換ほどの勢いはない。ただ、現在値付近は2019年と2020年の高値圏なので、長期的にみると過去のレジスタンス帯でもあり、年単位で売り買いを分ける価格帯でもある。

4時間足もダウントレンド継続。上のチャートの一番下のラインは過去の比較的よく反応しているライン。このあたりは日足レベルの分かりやすい高安値がない領域。

1時間足もダウントレンド継続。前回の安値ラインがレジサポ逆転ラインとなっている。昨日の髭でも分かるように、ここで狙っている層がそれなりにいる。基本的には再下落狙いなので、アセンディングトライアングル形成で綺麗なブレイクライン形成が理想。

以上、全体として新値を付けている通貨ペアが多いので目標値や反発の可能性が高いところが分かりづらい。ただ、基本はトレンド方向狙いでいいので、狙いやすいパターンを見つけたら積極的に狙っていきたい。

また、今日は重要な指標発表が多く控えていて、利益確定のタイミング待ちがそれなりにいるので、荒れた値動きとなる可能性があるので要注意。