USD/JPY

まずはドル円から。

日足アップトレンド。2018年最高値手前で停滞。

4時間足もアップトレンド。上のライン(2018年最高値)手前で失速したが、前回高値までの押しにはならず、依然買いが強い。ただそれでもこの高値の価格帯は2017年の後半の高値でもあり、何度も意識されている価格帯なので上位足での利益確定の売りが出やすい。

1時間足もアップトレンド。レンジを形成して徐々に値幅を狭めている。

もう一つ下のラインまで押していればレジサポ逆転ラインとなり、上方向に入りやすかったが、下のラインはサポートとしては弱い。逆に上のラインは何度も意識されているので高値更新後のリターンムーブを狙いたいところだが、上位足で見ると年単位の高値圏なので入りにくい状況。しっかりとした押しが入るまでは様子見。

EUR/USD

続いてユーロドル。

日足はダウントレンドで逆行中。移動平均線まで戻ってきた。

4時間足はトレンド転換し、レジスタンスラインまで押しての再上昇。高値更新で安値切り上げが確定し、アップトレンドが鮮明となる。

1時間足もアップトレンド。3日前からレンジを形成している。昨日の時点でブレイクラインを上抜き、アップトレンド再開しそうな動きとなったが、依然高値ラインに阻まれている。狙いとしては抜けてからのリターンムーブ。このレンジの等倍付近に日足安値ラインがあるので利益目標はそのあたり。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

日足アップトレンド。日足レベルでしっかりとした過去のレジサポ逆転帯まで到達。過去のレンジと同程度の幅まで上昇しているので、一旦は売りが出やすい状況。

4時間足もアップトレンドだがしっかりとした押しとならず、再度高値付近まで来ている。

1時間足もアップトレンド。安値を切り上げつつ高値に値を集めていて、アセンディングトライアングルを形成しつつある。ブレイクを狙いたいところだが、日足レベルでのレジサポ逆転帯到達で利益確定売りが入りやすい状況なので、日足レベルのしっかりとした押しが入るまでは静観。

GBP/USD

最後にポンドドル。

日足は戻り高値を越えトレンド転換したが。この戻り高値ラインは日足レベルのレジサポ逆転帯でもあり、現在は反発している。

4時間足もアップトレンド。現在値付近のラインともう一つ上のラインが日足のレジサポ逆転帯。ここをしっかりと抜けてからの押しが入ると更に上昇が鮮明となるが、日足レベルでは高値圏でもあり、中期移動平均線到達で売り圧力が強くなる状況でもあるので、この価格帯のどちら側に動くかに注目したい。

1時間足もアップトレンドだが、逆行気味。ブレイクラインも見え、ペナントを形成しているが、高値までの値幅が狭い事と、下にしっかりとしたラインがない事が不安要素。現時点では上位足のレジサポ逆転帯の下で推移しつつある。一方で押し安値は次のラインで、若干距離があるのでそこまではアップトレンドであり、下方向も狙いにくい。レジサポ逆転帯を抜けるか、トレンド転換が鮮明となるまでは静観。

以上、クロス円の通貨ペアは上昇勢いが強いが、日足の高値圏到達で利益確定の売りが入りやすい状況なのでしっかりとした押しが入るまでは静観。ユーロドルは高値ラインを上抜いてからのリターンムーブ狙い。ポンドドルも日足のレジサポ逆転帯到達でここを抜けるかトレンド転換が鮮明となるまでは静観。