2021年11月10日(水)
2021年11月10日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。過去の安値ラインを下抜けて下落。次の日足の節目は以前の高値ライン。現在の領域は前回大きく上昇したところでもあるので、次の節目まで比較的距離がある。
4時間足はダウントレンド。戻り高値は今週頭の高値。目標となるラインは日足節目までないので、基本は4時間足トレンド方向に狙う。ブレイクライン割れ狙いだが、現時点では移動平均線からまだ乖離しているので若干注意が必要。
1時間足もダウントレンド。戻り高値は前日高値でレジサポ逆転ライン。
4時間足でも見えていたブレイクラインが見えるので、ここを割っての下落狙いが本命だが、トレンドチャネルの下限でもあり、加速トレンドラインによってペナントを形成していて、短期的には上にブレイクする可能性もある。ただその場合は目標値は上のレジサポ逆転ライン。基本はトレンド方向狙いで上方向へのブレイクは短期狙いかパスというところ。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。ただ、日足戻り高値は先週の高値に移動していて、かなり近い状態。日足がトレンド転換となる可能性もある。
4時間足はすでにアップトレンド。トレンドチャネルを上抜いている。ただこのトレンドチャネルは過去何度もはみ出しているので信頼性は低め。すぐ上に日足戻り高値がある。また、このラインをネックラインとした逆三尊も見えている。基本はここを上にブレイクするところで、同時に日足のトレンド転換となり、日足のプレーヤーも巻き込んだ動きに期待。
1時間足もアップトレンド。4時間足チャートに描きこんだ逆三尊が見える。すぐ上の日足戻り高値ライン=ネックライン越えに期待だが、当然ライン付近か攻防がある可能性が高いので要注意。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はアップトレンド。先々月からの上昇のフィボナッチでの50%で反発している。この50%ラインは日足のレジサポ逆転帯の上のライン付近で、現在は日足のフィボナッチ50%ラインとレジサポ逆転帯に支えられている状態。
4時間足もアップトレンド。チャートに描きこんだ価格帯が日足レジサポ逆転帯で重要な節目。この価格帯の上のライン付近がフィボナッチ50%ライン。
シナリオとしては、この価格帯で反発して再上昇と下抜けするパターン。
1時間足はダウントレンド。一つ下の領域が日足レジサポ逆転帯。現在はその一つ手前の狭い領域でレンジを形成している。シナリオとしてはレンジを上に抜けるパターンと下に抜けるパターンがあるが、下は日足のレジサポ逆転帯なので、抜けてから。上は1時間足的にはまだダウントレンドで逆方向なので、本格的に狙うのはトレンド転換してから。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。過去の安値ライン手前で反発している。
4時間足もダウントレンド。トレンドチャネルを下抜けてからの反発してチャネル内に戻ってきたが、移動平均線に支えられ、今度は上に抜ける可能性が出てきた。ただ、戻り高値は大きく下落する直前の高値で、上狙いの場合もそこが目標値となる。また、ブレイクラインを形成しつつあり、下抜けでトレンド方向に狙うシナリオもあり、基本はそちらが本命。
1時間足もダウントレンド。上昇するトレンドチャネルに沿って上昇していて、上からの4時間足レベルのトレンドチャネル上限との間でペナントを形成しつつある。基本はこのペナントを抜けた方向狙い。
以上、ドル円はペナントブレイク狙いだが本命はトレンド方向の下狙い。ポンドドルは日足逆三尊のネックラインブレイク狙い。ユーロ円は現在のレンジブレイク狙いだが、上方向は戻り高値まで距離があり、下方向は日足抵抗帯の中でどちらも狙いにくい。しっかりとトレンドが出てから。ポンドドルはペナントブレイク狙い。本命はトレンド方向である下方向狙い。
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