2021年11月11日(木)
2021年11月11日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。じわじわと下落を続けていたが、大きく切り返し、短期移動平均線も越えてきた。
4時間足も戻り高値を越え、アップトレンドに。ただ、一気に切り返した結果、安値切り上げにはなっていない。また、短期移動平均線からも乖離していて、基本的には収束待ち。上向き始めた短期移動平均線が下から近づくのを待ちたい。
1時間足も戻り高値越えでトレンド転換。アップトレンドになった。こちらも4時間足同様、拡散中でここからは何もできない。収束待ち。まずは短期移動平均線が近づいてからの動きに注目。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。日足の前回の安値もそうだが、過去からの日足の重要な節目となっている安値ラインを大きく割り込んだ。また、この領域は週足の過去の高値の価格帯でもあり、強力なサポート帯となる可能性もある。
4時間足もダウントレンド。比較的荒い値動きとなっていたが、冷静に見ると、安値更新高値切り下げを続けている事が分かる。現在は拡散中なので、基本的には収束を待ちたいところだが、現在の週足の高値の価格帯がサポートとなるかどうかも注目したい。
1時間足もトレンド転換し、ダウントレンドに。週足の過去の高値も越えている。ただ、4時間足のところでも書いたように、このあたりには過去の高値が多く通っていて、全体として支えられる可能性がある。
いずれにしても大きく下落した結果、拡散中なので収束を待ちつつ、週足の価格帯に対してどう動くか注目したい。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
ユーロ安と円安が進んだ結果、こちらはあまり動かなかった。日足はアップトレンド。依然、過去の日足高値の価格帯に支えられている。また、このあたりはフィボナッチの50%ラインでもある。
4時間足はダウントレンド。ボックスを形成しつつある。基本的にはこのボックスを抜けてからだが、下方向は更に日足の重要な価格帯があるので、ボックスを下抜けたとしても、更にその価格帯を抜けてから。
1時間足もダウントレンド。ボックスを形成しているので、4時間足チャートの判断と同様、基本的には抜けてから。
GBP/USD
最後にポンドドル。
こちらも大きく動いた。日足はダウントレンド継続。安値更新し、更に過去の日足安値も下抜いた。現在の価格帯は週足の高値の価格帯で、どのラインを取るかによるが、このあたりの価格帯は何度も意識されている高値の領域なので、週足レベルでサポートされる可能性も十分にある。
4時間足もダウントレンド。安値更新で戻り高値も切り下げ。また、反転が綺麗に前回の安値に押さえられてレジサポ逆転ラインとして機能している。
現在は他の通貨ペア同様、昨日の大きな動きで拡散中なので、基本的には収束待ち。また、週足の高値の価格帯に対しての動きに注目。
1時間足もダウントレンド。現在は週足の高値の価格帯に突入しているところ。ラインの幅はどの高値を取るかによって変わってくるので目安でしかない。
基本的には上位足同様収束を待ちつつ、週足レベルの価格帯に対しての動きに注意してのトレードとなる。
以上、全体的に昨日の動きで現時点ではトレードしづらい状態。基本的に収束待ち。また、週足レベルの重要な節目に差し掛かったユーロドルとポンドドルはこの節目にも注意が必要。唯一ユーロ円が可能性があり、こちらはブレイク待ち。また、昨日に引き続き、今日はイギリスでの重要な指標発表があるので、ポンドドルの動きに要注意。
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