2021年11月12日(金)
2021年11月12日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。高値を結んだトレンドラインに到達。
4時間足もアップトレンド。一気に切り返してトレンドチャネル上端に到達。足踏み中。基本はこのラインのブレイク待ち。下のラインもレジサポ逆転ラインとして効いている。ただ、下落するトレンドチャネルの上端でもあり、売られやすいところでもある。直近安値割れはレジサポ逆転ライン割れでもあり、トレンド転換となる可能性もあるシナリオ。
1時間足もアップトレンド。基本は現在のレンジ(上は4時間足トレンドチャネルの上端のラインでもあり、ブレイクラインでもある)を抜けるまで待つ。何度も意識されているトレンドチャネルブレイクのシナリオの方が注文の集中もあり、トレンドが長く続く可能性がある。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。日足の安値ラインを大きく越えてきた。ただ、このあたりは週足の過去の高値が多く存在し、週足レベルの過去の抵抗帯となっていたところで、サポート帯となる可能性がある領域。
4時間足もダウントレンド。週足の過去の高値の領域に突入している。次に比較的はっきりしているラインはチャートの下に描いた週足の過去の高値ライン。現在はこのラインにも近く、移動平均線からも乖離しているので、安値掴みの可能性が高く、リスクリワードも合わない。反発し、日足のサポートラインからの再下落が綺麗なシナリオ。いずれにしても収束を待つしかない。
1時間足もダウントレンド。短期移動平均線に絡んできたが、更に安値更新するなど、売り圧力が強い。一番下のラインは4時間足と同じラインで過去の週足の比較的はっきりしている高値。反発するかどうか分からないが目標値になりやすい。現在はこのラインに近く、リスクリワードが合わない。ある程度逆行してからのブレイクに期待。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はアップトレンド。過去の日足の高値の領域に突入している。
4時間足はダウントレンド。トレンドチャネルの下限を割り込んだが、トレンドチャネルをシフトしたラインに沿って下落している。現在は日足の過去の高値の領域に突入していて、ここがレジサポ逆転帯となる可能性もある。ここを下抜ければ狙えるが、トレンドチャネルの下限でもあり、買われやすい領域でもある点に注意。また、反発のシナリオは戻り高値でもある前回の高値を越え、すぐ上のレジサポ逆転ラインを抜けるあたりから。
1時間足もダウントレンド。若干はみ出していたが、約2.5日続いたレンジを徐々に下抜けてきた。ただ、この領域は日足の抵抗帯でもあり、上位足で買われやすい領域。エントリーするとしたら、ここをしっかりと抜けてから。逆にこのレンジを上抜ければ、短期的にはトレンド転換でここを狙うシナリオもあり。その場合はもう少し上のラインが4時間足のレジサポ逆転ラインなので利益目標はそのあたりまで。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。ユーロドル同様、日足安値を更新。週足の過去の高値圏に突入している。
4時間足もダウントレンド。週足の過去の高値領域で週足~日足レベルのレジサポ逆転帯となる可能性がある領域。ただ、依然として売りが強く、上の過去の日足の安値ライン=レジサポ逆転ラインまで戻れば、そこから売りが入りやすい状況となる。いずれにしても、移動平均線から乖離しているので、収束待ち。
1時間足もダウントレンド。最安値付近に張り付いていて、売り圧力が強い状況。4時間足のところでも書いたように、すぐ上のレジサポ逆転ラインまで戻れば売りやすい状況となるが、売り圧力の強さを考えると、このまま下に張り付いたところからの再下落の可能性もある。その場合はリターンムーブ狙いだが、それでも週足の抵抗帯の中なので要注意。
以上、ドル円は現在のレンジ(ディセンディングトライアングルとなる可能性もあり)ブレイク待ち。ユーロドルとポンドドルは収束待ち。ユーロ円は日足の過去の高値領域を抜けるか、ボックスを上抜けるのを待つ。
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