2021年12月22日(水)
2021年12月22日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はダウントレンド。短期移動平均線に押さえられて下落していたが、一気に切り返して再び短期移動平均線の上に出てきた。直近高値に迫る勢い。
4時間足もダウントレンド。前回のレンジブレイクから再び元のレンジに戻っていたが、徐々に切り上げて再び一つ上のレンジにブレイクした。このまま一つ上のレンジで落ち着くか、更に直近安値をブレイクしてトレンド転換となるかどうかというところ。一気に上昇した結果、移動平均線からは乖離してしまったので、移動平均線に支えられるには少し時間がかかりそう。
1時間足はアップトレンド。高値更新で押し安値を切り上げている。過去のトレンドチャネルをシフトしたラインから更に加速したトレンドラインで推移して、アセンディングトライアングルを形成してからのブレイクとなった。すぐ上には4時間足の戻り高値があるが、4時間足での判断と同様に、乖離した移動平均線に収束してからの上昇シナリオが素直なシナリオ。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。日足でも認識できるレンジを形成している。
4時間足もダウントレンド。完全に横ばいで方向性がない状態から抜け出せない。動きが出るまでは手が出せない。
1時間足もダウントレンド。1時間足では4時間足よりも狭いレンジで推移していたが、ここ2日は更に小さいレンジとなっていて、更に動きがなくなっている。想定されるのはレンジ継続シナリオ。動きが出るまでは静観。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はダウントレンド。短期移動平均線を挟んでの値動きとなっているが、その短期移動平均線も下向きから徐々に水平になりつつある。
4時間足もダウントレンド。元のレンジに戻っていたが、再びレンジの高値圏まで上昇している。すぐ上には長期移動平均線もあり、4時間足の戻り高値もあり、レンジの高値圏でもあるので、戻り売りが出やすい領域でもあるので注意が必要。
1時間足もダウントレンド。ただ、こちらは先にトレンド転換となる可能性がある。過去のトレンドチャネルをシフトしたラインに沿って上昇している。レンジの高値圏で売り圧力が強い領域なので、再びラインをブレイクしてレンジに戻るシナリオの可能性があるが、すぐ上は1時間足の戻り高値と4時間足の戻り高値がある、注文が集中する価格帯でもあるので、一気にトレンド転換となる可能性もある。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。短期移動平均線を挟んでの攻防で、下げ止まり感は出ている。
4時間足はアップトレンド。レンジブレイクからの全戻しで元のレンジに戻っていたが、再びレンジの高値圏まで来た。シナリオとしてはレンジ継続シナリオが想定される一方で、再びレンジをブレイクする可能性もある。ただ、ここから上は戻り売りエリアでもあり、売り圧力が強くなる領域なので注意が必要。
1時間足はダウントレンド。短期的には高値更新安値切り上げで徐々にレンジの高値圏まで到達してきた。このままじわじわと上昇を続けるシナリオもあるが、上位足では戻り売りエリアに突入する事になるので荒い値動きとなる可能性がある。一方でこのままレンジ継続シナリオも想定される。綺麗にトレンドが出ていない状況なのでどちらのシナリオも難しい状況。ただ、値幅はそれなりにあるのでチャート張り付きであれば少しは狙える状況。
以上、昨日と同じくレンジ継続中だが、徐々にだが再びレンジブレイクの可能性が出てきている。ただ、ホリデーシーズンで動きが出にくい状況なので無理にエントリーしても仕方がない状況ではある。焦らずに待つしかない。
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