2021年12月23日(木)
2021年12月23日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はダウントレンド。前回高値を更新したが、現在は上げどまっている。
4時間足はアップトレンド。わずかだが前回高値を越え、戻り高値更新でトレンド転換となった。これを前回の高値あたりからのレンジととらえるか、トレンド転換後の初押しととらえるかによってシナリオが変わってくる。前者の場合はレンジ高値圏からの下落でレンジ内での推移。後者の場合は押し目買いエリアなので、下から接近する移動平均線に支えられての上昇シナリオとなる。
1時間足はダウントレンド。高値圏で押し安値切り上げ後にその安値を割り込んだ結果、短期的にトレンド転換となった。全体としては4時間足レベルのレンジの高値圏で推移している。このままレンジ内で推移するシナリオが考えられるが、移動平均線の並び的には押し目買いエリアでもあり、移動平均線やトレンドチャネルに支えられての上昇シナリオが考えられる。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。日足で認識できるレベルのレンジで推移している。ただ、短期移動平均線は水平から上向いてきていて、上昇トレンドの可能性を示唆している。
4時間足もダウントレンド。約1ヶ月に渡るレンジを依然継続中。現在は長期移動平均線に対しての戻り売りエリアでレンジの高値圏でもあり、ここから再び売られるシナリオが想定される。このレンジを抜けるまでは本格的には手出しできない状況。
1時間足もダウントレンド。ここ数日間の狭いレンジからは抜け、これからトレンドが出るかどうかというところ。すぐ下の直近の高値ラインとしたから迫る短期移動平均線に支えられての押し目となるシナリオが考えられるが、少し上は戻り高値があり、レンジの高値圏でもあるので売られやすい領域となる。そう考えると、狙える値幅がそれほど広くなく、リスクリワードが合わない可能性がある。エントリーするとしたらその時のリスクリワード次第。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はダウントレンド。再び前回の高値に近づいてきた。このラインは過去からの何度も意識されているレジサポ逆転ラインでもあり、売り圧力が強くなってくる領域。
4時間足はアップトレンド。直前の下落前に作った戻り高値を越えての上昇でトレンド転換となった。安値圏から大きな押しも入らずに高値圏まで到達し、このまま上昇トレンドが続きそうな勢いだが、ここまでのとりあえずの利益確定の売りとレンジ高値圏での売り圧力により、売られやすい状況。シナリオとしてはレンジ継続シナリオが想定される。
1時間足もアップトレンド。4時間足のレンジの安値圏からじわじわと上昇していよいよレンジの高値圏まで到達してきた。まずは下からの短期移動平均線に支えられての上昇が考えられるが、高値圏での売り圧力とのせめぎ合いで荒れた展開となる可能性がある。一応レンジ内での動きとなるシナリオを想定。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。日足レベルで見ても最安値圏から一気に上昇し、直近高値まで近づいてきた。このラインは過去の安値ラインでもあり、レジサポ逆転ラインとして機能している。
4時間足はアップトレンド。レンジの安値圏から一気に高値圏まで上昇してきた。このレンジの上のラインは日足のところでも書いた過去の安値ラインでもあり、レジサポ逆転ラインとして機能している。また、上からは長期移動平均線も迫ってきていて、依然戻り売りエリアでもある。ここまでの上昇の利益確定売りも入ると一旦は売られやすい状況でレンジ継続シナリオが想定される。
1時間足もアップトレンド。トレンドチャネルに支えられてから一気に上昇した。アップトレンドがこのまま継続する可能性もあるが、現時点では利益確定の売りが入りやすい状況でレンジ高値圏で移動平均線からも乖離していて、手が出しづらい状況。ここから下落からの移動平均線やトレンドラインに支えられての上昇が狙いやすい。或いはレンジブレイクからのリターンムーブ狙い。
以上、全体として依然レンジ内での推移だが、レンジを上抜けそうな動きもある。ただ、レンジの高値圏は売り圧力が強くなる領域でもあり、売り買いがぶつかり、荒れるところでもあるので、基本的には抜けてからのリターンムーブを狙いたい。
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