2021年12月29日(水)
2021年12月29日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はダウントレンド。日足戻り高値手前で足踏み。足踏みしている下のラインは過去の高値ラインでもあるので、支えられる可能性もある。
4時間足はアップトレンド。トレンドチャネルの下のラインに絡んでいて、ここから上昇するシナリオが想定される。一方で大きいトレンドチャネルは日足レベルのトレンドチャネル。日足レベルだと、高値圏で上昇余地は少ない。こちらのシナリオだともう少し深い押しを入れてからの上昇シナリオ。
1時間足はアップトレンド。4時間足チャートのところで想定した二つのシナリオ。ただ、年末に向けての閑散としたマーケットでは大きい上昇は期待できないので、ずるずると狭いレンジを継続するシナリオも考えられる。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。依然狭いレンジで推移しているが、短期移動平均線に支えられていて、この先上昇する可能性の方が現時点では若干高そう。
4時間足もダウントレンド。5週間にも渡る長いレンジとなっている。更に現在は徐々に値幅を狭めつつあり、ゆったりとしたペナントを形成している。シナリオとしてはペナント内での動きを継続してからのブレイク。日足的には上方向へのブレイクの可能性の方が若干高め。4時間足の戻り高値はこのボックスの少し上にあり、ボックス上抜け=トレンド転換となる重要な節目。
1時間足もダウントレンド。1時間足では4時間足のレンジ内で更に小さいレンジを形成している。このレンジも6日目に突入したところ。基本はこのレンジと4時間足レベルのペナント内で推移するシナリオ。ペナントブレイク待ち。一応どちらにもブレイクする可能性はあるが、日足的には上方向へのブレイクの可能性の方が若干高め。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はダウントレンド。ユーロ円は日足の戻り高値が遠く、しばらくダウントレンドが続く。現在は中期移動平均線に絡みつつ、上昇は一段落している。日足の次の目標は少し上に7月8月頃の高値があり、この価格帯は過去にも高値圏となっていて、重要なレジサポ逆転帯となっている。
4時間足はアップトレンド。4週間以上続いたボックスを上抜け、現在はボックス高値に支えられている状態。シナリオとしてはボックス高値をレジサポ逆転ラインとして支えられての上昇シナリオが想定されるが、トレンドチャネルの高値圏でもあり、マーケット参加者が少ない現状では追随の買いが入りづらい状況。一度ボックスに戻りつつ、少し深い押しを入れてからの上昇シナリオも想定しておく。
1時間足もアップトレンド。4時間足レベルのレンジの高値に支えられている一方で、短期的には安値更新高値切り下げで短期移動平均線も割り込んでいて、下落が継続するシナリオも考えられる。下落からの深めの押し目買いの方がリスクリワード的に有利なのでこちらのシナリオに期待。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。順調に上昇しているが、少し上には中期移動平均線が近づいてきていて、過去の高値ラインもある。当面の目標はこのあたりで、勢いがなくなってくる可能性はありそう。
4時間足はアップトレンド。トレンドチャネルの高値圏で短期移動平均線にも絡み始めていて、更に上昇するシナリオと深めの押しを入れてからの上昇シナリオが想定される。基本は後者のシナリオに期待。
1時間足はダウントレンド。停滞気味で1時間足の押し安値を割り込み、トレンド崩壊となった。現状はダウントレンドというよりはトレンドレス。1時間足レベルのトレンドチャネルの下のラインに近づいてきていて、ここから再度上昇するか、割り込んで4時間足のチャートのところで想定した深めの押しを入れるかというところ。
以上、やはりホリデーシーズンで動きは少ない。ただ、動きが少ない時に準備をしておくことは重要で、動き始めてからでは遅いので、粛々とチャートチェックを継続する。
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