2021年12月8日(水)
2021年12月08日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はダウントレンド。短期移動平均線に近づきつつあり、日足でも認識できる過去の安値ラインにヒットして上げどまっている。
4時間足もダウントレンド。日足のところでも書いた、日足で認識できる安値ラインと前回の安値ラインの間でボックスを形成していて、依然ボックス内で推移している。ただ、全体としては直近高値を更新していて、安値切り上げとなるとトレンドが上向く可能性がある。一方で戻り売りエリアでもあるので売り買いが交錯していて、現状は方向性がない状態とも言える。
1時間足もダウントレンド。4時間足レベルのボックス内の高値圏で1時間足レベルのボックスを形成している。上位足の戻り売りと下位足の押し目買いの思惑が入り乱れ、方向が定まらない。基本はブレイク待ち。上にブレイクすると、すぐ上が1時間足と4時間足の戻り高値があり、一気にトレンドが変わる重要な節目となっている。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。短期移動平均線に押さえられてじわじわと下落が続いている。ただ、大きく下げているわけではない。
4時間足もダウントレンド。前回の安値で反発していて、全体としてディセンディングトライアングルを形成している。基本はブレイク待ち。下げ勢いがなく、上にブレイクしてトレンド転換に向かう可能性の方が若干高め?いずれにしても、ブレイク待ちで、上にブレイクした場合は次のラインが戻り高値なのでそのラインが利益目標。下にブレイクした場合は、トレンドラインをシフトしたラインだが、手前に週足のレジサポ逆転帯があるので、そこで下げ止まる可能性がある。リスクリワードに注意。
1時間足もダウントレンド。ブレイク待ち。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はダウントレンド。過去の高値ラインで下げ止まっている。
4時間足はボックス内で戻り高値を越えアップトレンドになっている。ただ、依然レンジ内で推移していて、基本的にはトレンドレス。ボックスからのブレイク待ち。ただ、すぐ下の週足の価格帯は過去何年にも渡って意識されている売り買いを分ける重要な価格帯なので、注意が必要。
1時間足もダウントレンド。こちらも4時間足同様レンジ内で戻り高値更新でトレンド崩壊となったが、直後に押し安値を越え、再びダウントレンドとなっている。ただ、4時間足同様、判断はトレンドレス。レンジからのブレイク待ち。ただ、4時間足のところでも書いたが、下方向はリスクリワードが合わない可能性が高い。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。週足の過去の高値圏に支えられて下げ止まっている。
4時間足もダウントレンド。高値はトレンドチャネルの上のラインに沿って切り下がっている一方、安値も切り上がっていて、全体としてはペナントを形成している。ペナントブレイク待ち。ただ、下には週足の過去の高値の価格帯があるので要注意。
1時間足もダウントレンド。ペナントブレイク待ち。ただ、移動平均線の並びを見ると、ずっと下向きを続けていて、上昇すれば戻り売りで売られる可能性が高そう。ブレイク前でも短期で狙うのならトレードできそう。ただチャート張り付きが必須となる。
以上、低調な相場が依然続いている。ドル円とユーロ円はレンジ。ユーロドルとポンドドルは三角持ち合いで基本的には決着が着くのを待つしかない。また、週足レベルの重要な節目が近い通貨ペアもあるので、リスクリワードに注意。
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