2021年12月9日(木)
2021年12月09日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はダウントレンド。短期移動平均線まで到達して上げ止まり感が出ている。
4時間足もダウントレンド。ただ、ボックスを一度上抜けていて、戻り高値と同値まで上昇している。再びボックス内に戻されたが、全体としては上昇傾向。ここからトレンド転換を期待したいところだが、移動平均線の並び的にも戻り売りが入りやすいエリアでもあり、再びボックス内で推移する可能性もある。
1時間足は一足先にトレンド転換。移動平均線の並びも上向いている。上位足では戻り売りエリアだが、前回高値を越えると4時間足の中期移動平均線も越え、4時間足のトレンドも転換する事になるので、前回高値ラインが比較的重要なラインとなる。要注目。また、現在のトレンドチャネルを下抜いてレンジを継続するシナリオも意識しておく。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。ただ、一気に上昇して短期移動平均線を越え、前回高値に接近してきた。
4時間足もダウントレンド。日足でも認識できる上昇で前回高値=ボックスの上限に近づいてきて、安値も切り上がっていて、トレンド転換となる可能性が出てきた。ただ、4時間足的には戻り売りエリアでもあり、依然ボックス内で、ボックスの高値圏でもあるので、戻り売りが入りやすくなる。ここを上抜いてトレンド転換となるか、再びボックス内に戻されるかという重要な節目に近づいている。
1時間足もダウントレンド。ただ、高値更新安値切り上げとなっていて、戻り高値までは到達していないが、短期的にはアップトレンドとなっている。シナリオとしては、短期移動平均線に絡みつつの上昇やレジサポ逆転ラインやトレンドラインまで押してからの上昇シナリオが考えられるが、当面の利益目標が4時間足と1時間足の戻り高値でもある次のラインとなり、トレンドには逆行している事になるので、狙うならリスクリワードに注意。本格的に狙うのはトレンド転換となるボックス上抜けしてから。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はダウントレンド。いよいよ短期移動平均線を越えてきた。ここまで1ヶ月以上にも渡って下落を続けてきたので、直近で分かりやすい節目がない状態。日足的にはもう少し上の長期移動平均線付近に比較的はっきりとしたレジサポ逆転ラインがあるので当面の利益目標となりそう。
4時間足はいよいよボックスを上抜いて、戻り高値も越えてトレンド転換。アップトレンドとなった。とりあえず上昇シナリオ。利益目標は次のラインがレジサポ逆転ラインとなっている。また、移動平均線の並びは依然下向きなので、戻り売りが入りやすい状況でもあり、売り買いが入り乱れる可能性もあるので要注意。
1時間足も4時間足と同時にトレンド転換。高値更新安値切り上げでもあり、移動平均線の並びも上向いてきているので、当面の上昇が続く可能性がある。ただ、利益目標となりやすい節目が近く、現時点ではリスクリワードが合わない。ある程度押してからのリターンムーブに期待。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。じわじわと下落を継続している。週足の過去数年間の高値圏は抜けつつある。
4時間足もダウントレンド。長く続いているトレンドチャネルに綺麗に押さえられ、ディセンディングトライアングルを形成してしている。また、下髭となったが、安値を更新していて、戻り高値が久しぶりに移動となった。結果的に三角持ち合いを上抜いた場合、トレンド転換しやすい状況ではある。基本はトライアングルのブレイク待ち。
1時間足もダウントレンド。安値更新で1時間足の戻り高値も4時間足と同様に移動している。このラインはレジサポ逆転ラインでもあり、トレンド転換のラインとなる重要な節目。短期的には上昇は戻り売りが狙えるが、徐々に狭くなってきているので、リスクリワードが合わなくなりつつあるので要注意。基本的にはブレイク待ち。
以上、徐々にだが動きが出始めてきた。ただ、慌てて飛び乗るのではなく、しっかりと足固めして損切幅を小さくできるところを冷静に狙っていきたい。
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