若干やり方を変えて、ここでは1時間足のみ表示して分析する。書き込まれているラインは日足、4時間足、1時間足で重要と思われるところに引いている。

USD/JPY

まずはドル円から。

赤いラインは上位足の長期移動平均線。基本はダウントレンドだが、若干横ばい。現在はこの上下のラインの中で推移している。移動平均線の並びと傾きは売り手優勢。ただ、何度も高値ラインをトライしているので、今後トレンド転換となる可能性も十分にありそう。ただ、この横ばいの領域を抜けないとリスクリワード比が悪くトレードできない。いずれかの方向へのブレイク待ち。

EUR/USD

続いてユーロドル。

上のラインは日足レベルの高値ラインで、今年の2月に付けている。更に上に今年1月の高値ラインがあり、それ以降は新値となる。基本は上昇トレンドで、ここしばらくはこの上下のライン内での横ばいが続いている。ドル円同様この範囲を抜けないとリスクリワード比が悪く、短期決戦となってしまう。当面はブレイク待ち。

EUR/JPY

最後にユーロ円。

大きなトレンドは上昇トレンドで、現在はその中を逆行中。緩やかなトレンドチャネル内を下落している。下からは長期移動平均線が近づいており、4時間足レベルのブルフラッグとなり、トレンドチャネルを上にブレイクする事を期待。

以上、全体として横ばい傾向で、トレードは非常にしづらい。基本はブレイク後のリターンムーブ狙い。様子見がしばらく続きそう。