USD/JPY

早速ドル円から。

日足では緩やかに上昇するトレンドチャネルを逆行中。高値は前回高値(3月末)を少し超えて反落している。4時間足では依然買い手優勢だが、下から接近する長期移動平均線と上から押されている短期移動平均線に挟まれている状態。

1時間足に目を向けてみると、3日前に安値更新でそれまでの上昇トレンドの崩壊となったが、それ以降、トレンドレスの状態が続いている。ただ、徐々に高値が切り下がってきている一方、下値は固く、徐々に変動幅が小さくなってきていて、トレンドが出やすくなりつつある。

EUR/USD

続いてユーロドル。

日足では先々週の大きな下落からの反発も、日足レベルの重要なレジサポ逆転ライン手前で再び下落中。売り手優勢。短期移動平均線と長期移動平均線もクロスし、並び順も売り手優勢となった。

1時間足に目を向けると、緩やかな下降するトレンドチャネルに沿って下落していたが、昨日ぐらいから、加速するトレンドチャネルになっている。トレンドは、一昨日からダウントレンド。いい形になれば狙える状況だが、すでに拡散中なので注意。

EUR/JPY

最後にユーロ円。

日足では買い手優勢だったが、下落する短期移動平均線と重要な節目となっているレジサポ逆転ラインに阻まれ下落。現在は長期移動平均線付近でこのまま売り手優勢になる可能性もありそう。

1時間足に目を向けると、ユーロドル同様、これまでのゆったりと下落するトレンドチャネルから加速トレンドチャネルへと変わってきている。トレンドは一昨日からダウントレンド。いい形になれば狙えるが、ユーロドル同様、すでに拡散中なので要注意。

以上、今週に入ってユーロ絡みの2通貨ペアはトレンドが明確になっているが、初戻しはすでに過ぎているので、ちょっと注意が必要。今月も今日で終了。また、今年の折り返しでもあるので張り切っていきましょう。