2021年7月12日(月)
2021年07月12日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足では買い手優勢で推移。長期移動平均線で反発し、現在は先週木曜日にブレイクした日足レベルのトレンドチャネルの下のラインまで戻り、ヒットして反発したところ。もう少し上に以前の安値ラインがレジサポ逆転ライン(帯)として控えているので上値は重そう。4時間足は依然売り手優勢。短期移動平均線まで戻り、ここで反発するかどうかというところ。
1時間足を見てみると、小さい上昇するトレンドチャネルに沿って上昇中。最後にヒットしたラインが日足レベルのトレンドチャネルの下のライン。現在は上昇トレンドだが、上位足の状況から上値は重く、エントリーするとしても早期撤退を意識する必要がありそう。また、少し先になりそうだが、上位足のレジサポ逆転ライン到達からのトレンド転換は期待できそう。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足では売り手優勢で下落中の反発。明確な節目での反発ではない点が気になる。現在は4時間足で認識できるレベルの前回の高値付近まで戻し、上からは日足の短期移動平均線に抑えられるかどうかというところ。ただ、4時間足は下降するトレンドチャネルの上のラインをブレイクし、これから買い手優勢になる可能性が出てきた。
1時間足を見てみると、上のチャートの上下の右肩下がりのラインが4時間足レベルのトレンドチャネルで、金曜日に上のラインをブレイク。1時間足では上昇トレンドで買い手優勢。ただ、現在値のすぐ上のラインは4時間足レベルでよく効いているレジサポ逆転ラインなので、ここを越えることができるかどうかが重要なポイント。超えてからのリターンムーブ狙いがリスクが低い。
EUR/JPY
最後にユーロ円。
日足では売り手優勢で以前のレンジの下のラインで反発。このラインはレジサポ逆転ラインとして非常に意識されていることがよく分かる。ただ、今度は以前の安値ラインのレジサポ逆転ラインがすぐ上にあり、当面はここまでとなる可能性がありそう。4時間足も売り手優勢。また、何度もはみ出していて精度は低いが、下降するトレンドチャネルに沿って下落中で、現在は上のラインに到達するかどうかというところ。
1時間足を見てみる。上のチャートの下降する三つのラインは4時間足レベルのトレンドチャネル。先週末の上昇で上のラインまで戻したところ。現在はアップトレンド。ただ、上位足の状況から、すぐ上のレジサポ逆転ラインとトレンドチャネル到着で上値は重そう。買いでのエントリーであればこのレジサポ逆転ラインを越えてからのリターンムーブ狙い。また、このラインでトレンド転換すれば再度上位足の方向へのトレンド回帰で狙い目となりそう。
以上、全体として重要な節目に到着しつつあり、安易に短期のトレンド方向にエントリーするのはリスクが高そう。エントリーしてもすぐに逃げるか、重要な節目を越えてからのリターンムーブを狙うか、節目での反発からのトレンド転換を狙うかというところ。冷静に判断していきたい。
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