USD/JPY

早速ドル円から。

日足はトレンドレスで上目線。全体としては広めのレンジを形成している。

4時間足はダウントレンド。3週間前の下落で戻り高値が直前の高値に移動しているが、それ以降横ばいでなかなかそこに到達しない。なので、ダウントレンドといってもトレンドレスに近い状態。

1時間足は先週末の下落でダウントレンドとなったが、直後の指標発表時の動きで高値更新・安値更新となり、現在はトレンド崩壊で下目線。

これですべての足でトレンドレスかトレンドがはっきりしない状態。ただ、このまま下落が続くと、日足のトレンドライン(4時間足チャートに描いた上昇するライン)を越え、ダウントレンドが鮮明になってくるので注目。それまでは基本は静観。

EUR/USD

続いてユーロドル。

日足はダウントレンドだが、先週末の指標発表時の動きで日足戻り高値近くまで上昇。日足の短期移動平均線も越えている。

4時間足はアップトレンド。いよいよ長期移動平均線も越えてきた。

1時間足はアップトレンド。

これで4時間足・1時間足アップトレンドで、日足のトレンド転換の可能性が出てきた。ただ、抜けるまでは下げ圧力が強くなる領域なので注意が必要なのと、現在は拡散中なので、その点でも売りが入ってきやすい状況なので要注意。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

日足ダウントレンドだが、いよいよ戻り高値付近まで上昇。日足の6月頭から続いた下落するトレンドラインも明確に上抜き、短期移動平均線にも支えられ、トレンド転換の兆候が表れている。

4時間足はアップトレンド。ただ、以前のレンジに戻ってきているので、ここで停滞する可能性もある。

1時間足は先週末の下落で押し安値を越え、トレンド崩壊。その後逆行したが、戻り高値にはわずかに到達せず、全体としては横ばい。1時間足全体で見ると、先週前半の一つ下のレンジでの推移から上にブレイクしたが、現在は上のレンジでの推移に変わっている状態。

すぐ上は上位足まで巻き込んでのトレンド転換となる節目なので要注目。値を集めてのブレイクに期待。

GBP/USD

最後にポンドドル。

日足はトレンドレスで上目線。全体としては広めのレンジで横ばい。4時間足チャートを見ても分かるが、すぐ上に重要な節目があり、売り買いを分けるラインとなっている。先週末は指標発表で大きく上昇し、この節目に迫っている。

4時間足はダウントレンドで逆行中。戻り高値が先ほどの節目となっているラインと重なっているので、この節目を越えると4時間足もトレンド転換となる。

1時間足は先週木曜日の下落で押し安値を越え、トレンド崩壊していたが、指標発表の上昇ですぐに戻り高値を越え、現在はアップトレンド。

すぐ上の日足～4時間足で意識されている節目を越えてからが勝負。

以上、ドル円は方向性なしで静観。ユーロドルとポンドドルは日足レベルの重要な節目が迫っているので要注目。ユーロ円は日足レベルのトレンド転換の可能性が出てきたのでこちらも注目。ドル円以外は重要な節目に差し掛かっている。焦って早めにエントリーしてしまわないように要注意。