USD/JPY

早速ドル円から。

日足はアップトレンドで依然として明確な押し目を入れずに力強い上昇を継続している。今回反応したラインは日足の6月頭の最高値。このラインは2021年の最高値でもあり、多くの参加者が意識するライン。次は2020年2月と2019年4月の高値。

4時間足もアップトレンド。日足でも認識できるレベルの押し目はまだ入れておらず、当面の目標に到達。一応反応はしているが、依然高値トライの様相。

1時間足もアップトレンド継続。1時間足レベルではそれなりの押しを入れながら上昇しているが、それでもかなり狭いトレンドチャネルに沿っての上昇で、トレンドが強いことが分かる。日足の以前の高値に到達し、ようやく上昇勢いが落ち着いた。このまま1時間足レベルでトレンド転換となるか、徐々に高値に値を集めてのブレイクとなるか、直近高安値内でレンジを形成するかというところ。いずれにしても、トレンド方向は日足高値を越えてからのリターンムーブ狙い。トレンド転換は上位足から見ると絶好のエントリーチャンスでもあるので要注意といったところ。現時点では様子見。

EUR/USD

続いてユーロドル。

日足では上目線でトレンドレス。前回の安値が日足の押し安値で昨日の時点で直前まで到達。ここを越えたら日足トレンド転換となる。

4時間足ではダウントレンド継続。日足安値手前で売りと買いが交錯して下げ止まり感が出つつあるが、明確に反転しているわけでもない状態。

1時間足はダウントレンド継続。だが、荒い値動きが続いている。

4時間足と1時間足が下目線で、下方向に狙いたいところだが、すぐ下に日足安値があり、このラインは2021年の最安値でもある。多くの参加者が意識していて利確目標にもなるので、このラインの手前では入れない。抜けてからのリターンムーブか、明確にトレンド転換となってから。ドル円同様静観。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

日足は上目線でトレンドレス。いよいよ前回の高値付近まで到達。

4時間足もアップトレンド継続。日足でも認識できるレベルの押しが入らない状態での力強い上昇となっている。

1時間足もアップトレンド継続。

まだ日足高値までは距離があるが、ドル円が日足節目手前まで来ているので、ここからの更なる上昇とはなりにくい。一方でユーロドルは節目手前で停滞しているので、反発すればこちらも上昇の可能性がありそう。いずれにしても合成通貨なので、関連する通貨ペアが重要な節目に近く、その動きに注意が必要。

GBP/USD

最後にポンドドル。

日足はついに押し安値を越えトレンド崩壊。ダウントレンドとなった。現在は今年の1月につけた日足安値に到達。このラインは2019年の最高値ラインでもあるので、そちらが意識された可能性が高い。

4時間足もダウントレンドの中で逆行気味だったが、ダウントレンド再開となった。

1時間足もダウントレンド。ただ、当面の目標到達と拡散中という事を考えると、現時点では手を出しづらい。基本は収束待ち。

以上。全体として日足レベルの重要な節目到達や節目は抜けたが拡散中などで、手を出しづらい状況。重要な節目は抜けるか明確に反発してから。

また、週足レベルでは大きなトレンドが見えるので日頃あまり意識しないが週足レベルのトレンドも確認しておいた方がいい。