2021年9月30日(木)
2021年09月30日
USD/JPY
早速ドル円から。
日足はアップトレンド。7月頭の日足高値も越えた。次の高値は2020年2月の最高値(上の4時間足チャートの次のライン)。この高値は2020年の最高値でもあり、2019年の最高値とほぼ同じ。ここを抜けると次の高値は2018年まで遡る事になる。
4時間足もアップトレンド。少し押し目を入れたが、日足では認識できないレベルの押し目で、買い勢力が強いことが分かる。
1時間足もアップトレンド。若干のレンジからトレンド転換の可能性があったが、結局は再度高値ブレイクでトレンド継続となった。すぐ上には日足高値ラインが見えている。買いの強さを考えると簡単にトレンド転換するとは思えないが、さすがにここまで大きな押しを入れずに来ているので、この2年間の最高値ラインは利確目標となりやすい。様子見。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。2020年9月と11月につけた安値に到達。週足レベルで認識できる安値ラインで、二度反応していて利確目標となりやすいライン。ここを抜けると2020年後半のレンジを抜け、次のラインは2020年前半の高値ラインとなる。
4時間足もダウントレンド。大きく下落し、トレンドチャネルの下のラインと2020年後半につけた日足安値ラインに到達している。ただ、一気に利確の買いが入らない状況を考えると、まだまだ売りが強い状況と思われる。
1時間足もダウントレンド。1時間足で見るとトレンドチャネルを下抜き、日足安値ラインも下抜いていて、売りが相当強い事が分かる。いずれにしても拡散中なので新規のエントリーは難しい。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足は上目線でトレンドレス。7月中旬ぐらいから続くレンジから抜けていない。日足高値手前でユーロドルの下落の影響でこちらも下落。逆に、ユーロドルに利益確定買いが入ると、こちらが上昇する可能性がある。
4時間足もアップトレンド。ようやく大きめの押しが入った状態。すぐ下が何度も反応している節目なのでここで下げ止まるかどうかというところ。
1時間足はトレンド転換し、ダウントレンド。
4時間足がアップトレンドで1時間足がダウントレンドという事で、基本は1時間足のトレンド転換狙い。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。2020年9月につけた、週足で認識できるレベルの高値を越え、ダウントレンド継続中。このあたりは過去値が入り乱れている領域で分かりやすくターゲットになりやすいラインが少ない。
4時間足もダウントレンド。週足で認識できる高値(チャート上の下から2番目のライン)を越え、さらに下落進行中。一番下のラインは次の日足安値に引いたが、はっきりした節目ではないので参考程度。このあたりはラインが引きにくい。
1時間足もダウントレンド継続。
再び拡散中でエントリーは難しい状況。様子見。
以上、全体としてトレンドが強く、新値が多いので高値掴み(安値掴み)のリスクが高い。基本はある程度の押し目(戻り目)に期待したいが、「押し目待ちに押し目なし」で、トレンドが強い時はいくらでも行くので難しいところ。いずれにしても、収束したところから狙う事が基本。収束から値幅が小さくリスクが下がるところをしっかりと狙っていきたい。という事で、ユーロ円以外は全体として様子見。
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