2022年10月13日(木)
2022年10月13日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。ついに高値ブレイク。次の節目は1998年の高値の147.80円あたり。ここを越えると次の節目は150円の心理的節目と、1990年初頭の160円付近となる。また、3月頃の上昇を始めた時点の安値からの長いトレンドラインを引くと、チャネルラインが何度も意識されていてよく機能している事が分かる。このチャネルラインは当面の利益目標となりやすいので要注目。
4時間足もアップトレンド。高値ブレイク。基本は押し目待ち。候補としてはブレイクしたばかりの高値ラインだが、移動平均線もこのラインをすでに上抜いていて、ここまでの押しとはならない可能性が高い。次の候補はトレンドライン。いずれにしても押し待ち。
1時間足もアップトレンド。高値が切り下がっていて、カウンタートレンドラインを描いての押し目待ち。上げ勢いが強い場合、直近安値を割り込まずに短期移動平均線に支えられてのカウンタートレンドラインブレイクからの上昇継続シナリオ。もう少し深い押しで前回高値ラインとトレンドライン、4時間足移動平均線あたりに支えられての上昇シナリオ。後者の方が狙いやすい。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。下げ止まり、動きがなくなってきた。
4時間足もダウントレンド。安値がサポートされている一方で、高値は切り下がっていて、ディセンディングトライアングルを形成。移動平均線にも絡んでいてどちらかへのブレイク待ち。高値が切り下がっていて基本は下目線だが決着が着くまでは手出しできない。
1時間足もダウントレンド。ディセンディングトライアングルの安値ラインブレイクでの下落継続シナリオと、トレンドラインと直近高値でもあるレンジの高値圏を上抜いてのトレンド転換シナリオを想定。移動平均線は収束していてどちらの可能性もある。特に上には1時間足の戻り高値と4時間足の戻り高値があり、利益確定の買い戻しが入ってくるので大きく動きやすい。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はダウントレンド。反転上昇し、再び日足の節目の上に出てきた。
4時間足もダウントレンド。ただ、移動平均線を上抜き買い手優勢となり、高値更新安値切り上げでトレンド転換で目先アップトレンド。戻り高値はもう少し上。何度も意識されているレジサポ逆転ラインを上抜いてきている。
1時間足はアップトレンド。移動平均線は交差し上向きになっている。高値が緩やかに切り下がりカウンタートレンドラインとなっている。安値切り上げのトレンドラインとに挟まれて短期移動平均線に絡みながらのカウンタートレンドラインブレイクからの上昇再開シナリオを想定。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。切り返して再び移動平均線まで戻してきた。全体としてはまだダウントレンドだがこのまま移動平均線を上抜いてトレンド転換の可能性が出てくるかどうか。
4時間足もダウントレンド。下降するトレンドライン、上昇するトレンドラインに挟まれて三角持ち合い。移動平均線も中央付近で収束。下方向でダウントレンド継続か、上方向でトレンド転換か。どちらへも動く可能性がある状況。
1時間足もダウントレンド。4時間足の節目を挟んでダウントレンド継続かトレンド転換かというところ。移動平均線はクロスして上向き、支えになりやすい状況で1時間足では若干上方向へのブレイクからのトレンド転換の可能性が優勢。また、上には1時間足の戻り高値と4時間足の戻り高値があり、利益確定等で逃げの買いが入りやすい状態。いずれにしても決着待ち。
以上、ドル円とユーロ円は押し目待ち。ユーロドルとポンドドルは両面待ち。
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