2022年10月26日(水)
2022年10月26日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。短期移動平均線に支えられて反発上昇したが、3月から続くトレンドチャネルのチャネルラインに反応して上げどまっている。
4時間足はダウントレンド。移動平均線に対する戻りを作っての下落となっている。下向きトレンドラインを引いたが、安値は更新していないので暫定のトレンドラインとなる。移動平均線も下向き、目先では高値切り下げ安値更新となりつつあり、トレンド転換とまではいかなくても目先では下げトレンドとなる可能性も出てきている。
1時間足もダウントレンド。暫定のトレンドラインと直近安値に抑えられつつある。シナリオとしては、このまま暫定トレンドラインに押さえられての下落だが、4時間足移動平均線に絡む形での下落となる、もう少し緩やかなシナリオも想定。ただ、ドル円は長期的には上目線で安心して売っていけるかというとそうでもない。また、突然の介入で大きく動くリスクもあるのであまり積極的には狙えない状況。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。いよいよ長く続いていた下げトレンドラインを上抜いてきた。ただすぐ上には中期移動平均線があり、過去よく機能しているレジサポ逆転帯に突入していて、売り圧力が強くなる状況でもある。
4時間足はアップトレンド。三角持ち合いから上抜け。ただ、当面の利益目標となりやすい過去のクラスターの中央ラインで下落が始まった高値のラインが近づいていいて、更には現在の上げトレンドラインをシフトしたラインにも近づいている。ちなみにこのチャートの左側の高値が日足の戻り高値となっていて、ここを越えると日足のトレンド転換となる。
1時間足もアップトレンド。4時間足のチャネルラインと過去のクラスターの中央ライン、1時間足レベルのトレンドチャネルのチャネルラインが近く、利益確定の売りが入りやすいエリアに近づいている。基本は押し目待ちで、移動平均線に絡んでからの上昇シナリオを想定。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はアップトレンド。3月から始まる長いトレンドラインをシフトしたラインで上げ止まり、その後介入で大きく下落したが、過去の高値ラインと短期移動平均線に支えられてほとんど値を戻している。現在は再び前回押さえられたトレンドラインをシフトしたラインに近づいている。
4時間足はダウントレンド。ただ、目先は安値切り上げ高値更新でアップトレンド。移動平均線にも支えられている。介入直前の高値ラインを再び越えてきていて上昇トレンドが続きそうな様相。
1時間足もアップトレンド。安値切り上げ高値更新で上昇再開。リターンムーブで短期移動平均線に絡む形での上昇シナリオを想定。ただ、ドル円と同様、突然の介入で一気にボラが大きくなる可能性もあるので安心して狙える状況ではない。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。長く続く下げトレンドラインを越え、直近高値も上抜いてきた。もう少し上には中期移動平均線が、更にその上には日足の戻り高値が控え、売り圧力が強くなりやすい状況。一方で、ここまでは短期移動平均線に支えられての上昇で短期移動平均線も上向いていて、日足レベルのトレンド転換の可能性が高くなってきている。
4時間足はアップトレンド。三角持ち合いを上抜け、直近高値を越え、もう一つ前の高値に到達。このあたりは日足のレジサポ逆転帯でもあり、日足レベルで売り圧力が強くなりやすい状況。ただ、4時間足トレンドラインをシフトしたよく効いているラインまではまだ距離がある。まずは押し目でブレイクしたばかりの高値の価格帯や移動平均線に支えられるかどうか。
1時間足もアップトレンド。押し目待ち。移動平均線に絡んでの上昇狙いだが、4時間足レベルのトレンドラインをシフトしたラインが高値、安値でよく反応していて、このラインで反応して動きが重くなる可能性もあるので要注意。
以上、クロス円は狙うとしても短期狙いで要注意。ユーロドルとポンドドルは日足レベルのトレンド転換に向けての上昇が強くなるところを狙いたい。
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