2022年11月16日(水)
2022年11月16日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はダウントレンド。以前のはっきりとした高値圏で売り買いがぶつかり迷っている状況。
4時間足もダウントレンド。細かく見ると、Wトップのネックライン割れで下落継続となったが、下げ切れず、一番下のチャネルラインに反応して買戻しとなっている。現在は加速トレンドラインに再び近づいていて、押さえられての下落となるか、上抜いての目先のトレンド転換に向かうかというところ。
1時間足もダウントレンド。W トップのネックライン割れからのリターンムーブで下落狙いだが、下げがほぼ全戻しとなり、下げが否定された形でもある。何度も反応し、売り買いを分けるラインとなっているレジサポ逆転ライン が逆三尊のネックラインとなっていて、ここを抜けてのトレンド転換となる可能性もある。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はアップトレンド。長期移動平均線と重要な節目に到達で利益確定の売りが入り、長めの上髭となって節目まで戻されている。これで買いの圧力が抜けた形。
4時間足もアップトレンド。上昇が全戻しとなり、4時間足移動平均線やトレンドラインをシフトしたラインに支えられている。
1時間足はダウントレンド。1時間足の押し安値を割り込み、1時間足ではトレンド崩壊。ただ、まだ高値切り下げとはなっていない。また、元のレンジに戻り、高値のライン=日足の節目と安値のラインに反応している。このままレンジ内で推移すると、三尊の形となる可能性があり、ネックライン割れで目先のトレンド転換となる可能性が出てきている。右肩に注目。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はアップトレンド。長期の上げトレンドラインと高値切り下げの短期の下げトレンドラインに挟まれ三角持ち合いとなりつつある。現在はその中心付近の何度も反応している売り買いを分けるラインあたりで長期の買いと短期の売りがぶつかっている状況。
4時間足もアップトレンド。高値更新安値切り上げで上昇しているが、全体としては下げで移動平均線の並びも下げ。日足のところで、「長期の買いと短期の売りがぶつかっている」と分析したが、4時間足の目先の小さい上昇を短期と捉えると、「長期の買いと中期の売りと短期の買いがぶつかっている」という感じ。要は上位足から下位足まで方向がバラバラで迷いが生じていて、それがチャートにも表れている。
1時間足はダウントレンド。これも4時間足の目先のトレンドと逆で下目線。カウンタートレンドラインを割り込んだ状態では移動平均線の並びは上向きで押し目買いが入っているが、短期移動平均線への戻り売りとなっている。結局1時間足まで含めても売り買いがぶつかっている。ただ、目先はWボトムのネックライン割れで、このラインはよく反応しているレジサポ逆転ラインでもあり、戻りからの移動平均線とこのレジサポ逆転ラインに押さえられての下落シナリオを想定。ただ、分かりにくくなるので書き込んでいないが、目先の高値切り上げのラインがよく反応していて、そのラインをチャネルラインとしたトレンドラインを引くと、そのラインに近く、そこで反応する可能性があるので注意が必要。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はアップトレンド。チャネルライン上抜けで更に上昇したが、日足の節目到達で下落。上髭形成で上げ止まり感が出つつある。
4時間足もアップトレンド。チャネルラインを越える上昇となったが、日足の節目到達で全戻しとなり、チャネルラインの下側、前回の高値付近まで戻してきた。ここまで加速しつつ上昇を続けてきたが、利益確定の売りとなり、高値の更新幅も減少。目先のトレンド転換が見えてきた。
1時間足もアップトレンド。全戻しで加速トレンドラインのチャネルラインに届かず失速。現在はそのトレンドラインを挟んでの攻防。下げ止まったラインが三尊のネックラインとなる可能性があり、その場合、移動平均線下抜きからのリターンムーブで右肩形成の形を想定。下落狙い。
以上、指標発表での大きな動きが落ち着き、狙いやすい形が増えてきた。ただ、今日はNY時間に小売売上高の発表があり、そこでも大きく動く可能性があるので要注意。
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マービン