2022年11月17日(木)
2022年11月17日
USD/JPY
日足はダウントレンド。以前の高値で週足でも認識できる重要な節目付近で停滞。更なる下げとなるか、週足レベルでの押し目を付けるか迷っている状況。
4時間足もダウントレンド。短期移動平均線に絡み、動きがなくなってきたが、高値切り下げ安値更新を続けていて、トレンドラインをシフトしたラインに押さえられている。
全体では下目線で現在のクラスターの真ん中付近の売り買いを分けるラインの売り手側で推移。移動平均線も収束していて、中段持ち合いからの下落が基本シナリオ。ただ、高値切り下げのラインを越えてくると、このラインをネックラインとした逆三尊となり、目先のトレンド転換となる可能性も出てくる。後者の方が、ここまでの利益確定の買い戻しや日足~週足レベルでの押し目買いが入ってくるので大きく動く可能性がある。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はアップトレンド。長期移動平均線と週足でも認識できる重要な節目を越え、支えられつつある。週足で言うと、もう一つ上の節目が2020年のの最安値でもっと重要な節目となっていて、そこまでは上昇する可能性はある。
4時間足もアップトレンド。重要な節目を越え、支えられているが、高値は切り下がり、チャネルラインにも届かなくなってきていて、上げ幅が小さくなってきている。
1時間足はダウントレンド。4時間足のトレンドラインをシフトしたラインと高値切り下げのラインに挟まれ、三角持ち合いとなっている。移動平均線も収束しつつあり、1時間足レベルの押しからの上昇再開が基本シナリオ。ただ、高値がチャネルラインに届かなくなっていて、また、現在のトレンドラインをシフトした上昇するラインをネックラインとした三尊となっていて、このラインを下抜くと、高値切り下げ安値更新にもなり、目先のトレンド転換となる可能性がある。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はアップトレンド。全体では上昇。目先では高値切り下げ安値更新の下げ。ただ、日足の押し安値は割り込んでいないという微妙な状況。上昇中のブルフラッグ形成中というイメージ。
4時間足もアップトレンド。ただ、移動平均線の並びも下向きで全体的に下げている。ただ、目先は高値更新安値切り上げで上昇していて、下落中のベアフラッグ形成中という形で日足とは全く逆の状況。チャートにもそれが表れていて、迷いが生じている。すぐ上には日足でも認識できる節目があり、押さえられるかどうか。
1時間足もアップトレンド。全体では下げの中の戻りでじわじわと高値更新安値切り上げで上昇中。全体が上目線だが、売り買いがぶつかっている事と、4時間足の節目とチャネルラインが近く、売り圧力が強くなりやすい状況でここから買っていく選択肢はない。一方で、下げたら売れるかというと、目先は上昇中で、手前の上昇では下げが否定されているので、せめて1時間足で移動平均線を引き下げる動きがないとなかなか難しい。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はアップトレンド。チャネルラインを越え、日足の節目に到達。長期移動平均線にも近く、週足ではこのすぐ上が2020年の上昇を決定づけた安値のラインとなるので、当面の利益目標となりやすい。
4時間足もアップトレンド。チャネルラインを越えて、加速トレンドラインのチャネルラインにも到達。利益確定の売りで下落するも、加速トレンドラインと短期移動平均線に支えられていて買いが強い状況。
1時間足もアップトレンド。4時間足の加速トレンドラインに支えられているが、高値がチャネルラインに届かなくなってきていて、このまま下げるとすぐ下の安値ラインをネックラインとした三尊となる。その場合、加速トレンドラインも割り込み、目先のトレンド転換となってくる。ただ、基本的にはすべて上目線で買いが強く、トレンドラインと短期移動平均線に支えられての上昇シナリオが基本となる。ただその場合は週足の節目や日足の長期移動平均線がすぐ上にあるのでゆったりと持てる状況ではないので要注意。
以上、全体として目先のトレンド転換の可能性が出てきていて、いい形になれば狙っていける状況。
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