2022年11月7日(月)
2022年11月07日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。再び短期移動平均線を割り込んで下落。日足の節目に近づいてきた。安値はわずかだが切り上がっているが、高値は更新できておらず、高値切り下げで三角持ち合いとなってきている。
4時間足はダウントレンド。高値切り下げ安値切り上げの三角持ち合い。再び移動平均線を下抜き売り手優勢。全体としては下向きだが、日足が節目に近づき押し目狙いの買い圧力が強くなりやすい状況で、下がれば日足の押し目買いの買い圧力、上がれば4時間足レベルの戻り売りの売り圧力が強くなり、売り買いがぶつかっている。
1時間足もダウントレンド。三角持ち合いの下のラインからの週明けギャップアップ。三角持ち合い内での推移となるシナリオを想定。ただ、全体としては下目線で、三角持ち合いを下離れする形となれば、売り買いの決着がついての売りに偏る状況となりそう。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はアップトレンド。一気に切り返して再び中期移動平均線まで上昇。安値のトレンドラインを直近のトレンドに見直しをすると、チャネルラインも綺麗に反応している上昇トレンドチャネルとなり、高値更新安値切り上げの上昇トレンドとなっている事が分かる。ただ、日足では戻り売りによる売り圧力が強くなる領域であり、全体では現在のトレンドチャネルがベアフラッグとなっていると考える人も多いと思われる。
4時間足はダウントレンド。一気に切り返したが、指標発表の上髭が戻り高値となっていて、わずかに届かなかった。ただ、4時間足移動平均線は上抜いていて、買い手優勢。トレンドラインの真ん中あたりにシフトしたラインがよく反応していて、今回もこのラインに押さえられている。週明けギャップダウンからの下落が、切り返し後の初押しとなるので、4時間足移動平均線への押しからの上昇を狙いたいところ。
1時間足はアップトレンド。押し目待ち。短期移動平均線に絡んでからの上昇の形を狙っていきたい。ただ、ギャップダウンからの上昇が今のところ強いが、現時点では移動平均線から乖離している事と、トレンドラインをシフトしたラインに近づいているのでリスクリワードが合わないのでここからは入れない。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はアップトレンド。日足の節目の価格帯を上抜け、再び短期移動平均線の上に出てきた。
4時間足はダウントレンド。直近高値と下降するトレンドラインを上抜け上昇。4時間足移動平均線も上抜けて買い手優勢となったが、全体としては高値更新にも安値切り上げにもなっておらず、依然として売り目線で戻り売りエリア。日足の押し目狙いと4時間足の戻り売りがぶつかりやすい状況。
1時間足はアップトレンド。1時間足レベルでは直近高値を上抜いての高値更新安値切り上げでトレンド転換。押し目で短期移動平均線に絡んでからの上昇の形となれば狙っていきたい。当面の利益目標はトレンドラインをシフトしたラインがよく効いていて、そのラインあたり。若しくは、その少し手前に以前のクラスターの中間ラインでその後の下落を決定づけたラインがあり、そのあたりは4時間足の中期移動平均線が交差するあたりでもあるので、そのあたりが目安。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。長く続く下向きトレンドラインに再びヒットしてそこから上昇。全体の下落の流れの中の戻り売りと、トレンド転換狙いの押し目買いがぶつかっている。直近では依然として安値を割れておらず、高値更新安値切り上げ継続でアップトレンド。ただし、日足の戻り高値が遠く、完全にはトレンド転換していない状況。
4時間足もダウントレンド。全体としては高値が押さえられていて、安値も切り上げで三角持ち合いに近い状況。ただ、移動平均線は下向きで、少し前の下向きのチャネルラインと中期移動平均線に押さえられ、戻り売りでの売り圧力が強くなりやすい状況。
1時間足もダウントレンド。短期移動平均線への押し目から直近高値を越えての目先のトレンド転換で短期的には上目線だが、上位足で戻り売りの売り圧力が強くなりやすい状況。移動平均線に絡んでからの下落の形となれば狙っていきたい。
以上、ドル円は三角持ち合いの中では静観。ユーロドルとユーロ円は押し目待ち。ポンドドルは下落からの戻り待ち。
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