2022年2月2日(水)
2022年02月02日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。移動平均線の並びは上向きにパーフェクトオーダー。短期移動平均線も割り込む深い押しとなっている。このあたりは過去の高値圏でもあり、下げ止まるかどうか。
4時間足もアップトレンド。レジサポ逆転帯を抜け、更に深い押しとなった。現在は中期と長期の移動平均線で下げ止まりつつある。ここから中期と長期の移動平均線に支えられての上昇となるかどうか。抜けるとすべての移動平均線を下抜く事になり、下げが加速する可能性がある。
1時間足はダウントレンド。トレンドチャネルに沿って下落中。1時間足ではすでにすべての移動平均線を下抜いている。トレンドチャネルの上限に値を集めつつブレイクラインを形成していて、ここを越えての下落シナリオが想定される。その一方で、上位足では下げ止まって反転上昇するシナリオも想定されるので、チャネル上抜きにも注意。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。移動平均線の並びは下向きにパーフェクトオーダー。トレンドラインブレイクからの大きな下落の大半を解消する上昇となった。現在はブレイク前の安値圏まで戻ってきていて、ここで上げどまるかどうかというところ。ただ、短期移動平均線まではもう少し距離がある。
4時間足もダウントレンド。移動平均線の並びは下向きにパーフェクトオーダー。位置的には戻り売りエリアではあるが、一度下落が否定されている。ただ、上には中期と長期の移動平均線も控えていて、日足での短期移動平均線の位置でもあり、売り圧力が強くなる状況。戻り高値もあり、抜けるとトレンド転換となる。
1時間足はアップトレンド。上は長期移動平均線と過去の節目に押さえられ、下はトレンドチャネルラインに支えられている状況。依然戻り売りエリアで、下落シナリオが想定されるが、Wトップを形成してのネックライン割れのシナリオを想定。一方で、下げが一度否定されて再度高値圏まで到達していて、ここを抜けるとすべての移動平均線を上抜くことになる。4時間足の戻り高値が控えているので再び売り圧力が強くなる可能性が高く、安心して買っていける状況ではない。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はダウントレンド。過去の安値圏に支えられて反転上昇しそうな状況。短期と中期の移動平均線はクロスし、上向きのパーフェクトオーダーは崩れた。
4時間足はアップトレンド。移動平均線の並びは下向きにパーフェクトオーダー。戻り売りエリアではあるが、全体としてレンジを形成していて、更には下げ止まりから上げに転じている事とレンジの中間付近で売り買いが入れ替わっている事などを考えると、レンジを上にブレイクするシナリオは十分に可能性がある。ただ、やはり戻り売りエリアでレンジ内の動きに戻る可能性があるので、抜けるまでは判断は出来ない。
1時間足はダウントレンド。ただ実質はトレンドレスでレンジの上半分に値を集め、中期移動平均線にも支えられていて、上にブレイクする可能性は十分になる。ただし手を出すのは決着が着いてから。また、下方向のレンジ内での動きだとリスクリワードが合わない可能性が高いので要注意。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はアップトレンド。反転上昇しつつある。すぐ上には短期と長期の移動平均線があり、直前の下げの半分あたりになる。
4時間足もアップトレンド。わずかだが前回高値を上抜いている。現在は中期移動平均線にヒットしていて、戻り売りエリアでもあり、ここから再び下落するシナリオが想定される。ただ、上昇の勢いもあるので、このまま前回高値を抜いてトレンド転換となる可能性も十分にある。
1時間足はアップトレンド。すでに1時間足ではすべての移動平均線を上抜いている。すぐ上の節目を抜けると上げが加速する可能性がある。ただ、この節目をしっかりと抜けるまでは判断できない。
以上、全体として上位足と下位足で思惑がぶつかりやすい状況でトレードしづらいパターンが多い。こういう時は分かりやすい状況になるのを待った方がいい。
また、今日はUSの雇用統計が発表され、動きが荒くなる可能性があるので要注意。
この続きは当スクール会員の方にお読みいただけます
当スクールの目的は、FXの成功に必要な、あなた「器」を大きくすることです
以下のページを読み、当スクールへの参加をご検討ください