2022年3月10日(木)
2022年03月10日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。直近高値を越え、年初来の高値に近づいてきた。ここを抜けると2017年にまで遡る事になる。
4時間足もアップトレンド。レンジを抜けてきた。移動平均線も上向きのパーフェクトオーダーで、レンジ上限のラインに支えられての上昇シナリオが一番シンプルなシナリオ。ただ、短期移動平均線からまだ若干乖離していて、支えられにくい状況。
1時間足はダウントレンド。高値トライの変動でトレンド崩壊している。ただ、上昇トレンドチャネルは崩れておらず、レンジの上端=レジサポ逆転ラインもある程度有効に機能しているので、このラインに支えられての上昇シナリオを想定。トレンドチャネルに支えられるのであれば、もう少し先からの上昇となる。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。安値更新が続いていたが、大きく切り返してきた。利益確定の買い戻しを多く巻き込んだ形となった。
4時間足もダウントレンド。逆行で現在は戻り売りエリア。目標となりそうなラインは少し上のレジサポ逆転帯。中期移動平均線もあり、押さえられやすい状況。ただ、短期移動平均線が乖離していて、しばらくは移動平均線に挟まれての方向性のない値動きとなる可能性もある。
1時間足はアップトレンド。トレンドチャネルを上放れ、大きく上昇した。長期移動平均線に絡み始め、上にはレジサポ逆転帯があるので、利益確定の買い戻しもこのあたりまでとなりそうな状況。じゃぁ、すぐに売れるかというと、短期と中期の移動平均線が上向いていて、しばらくはこれらの移動平均線の間で方向性がない状態なりそう。高値切り下げ安値更新となり、移動平均線に絡みつつ、収束からの拡散となるパターンまで粘り強く待ちたい。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はダウントレンド。こちらもユーロドル同様、一気に切り返した。利益確定の買い戻しが入った形となった。ただ、上昇は以前の安値ライン付近で止まっている。
4時間足もダウントレンド。一気に上昇し、レジサポ逆転ラインまで迫ってきた。このラインはネックラインとなっていて、重要な節目。正確なトレンドチャネルではないが、接点が多い有効と思われるトレンドチャネルの上端に達していて、中期移動平均線も絡み、ここからの再下落シナリオを想定している。ただ、ユーロドルもそうだが、短期移動平均線から乖離していて、しばらくは移動平均線に挟まれた領域で売り買いが交錯する可能性がある。
1時間足はアップトレンド。トレンドチャネル上端に達して上昇勢いがなくなっている。すぐ上には4時間足レベルのネックラインがあり、このラインは意識されやすいライン。基本はここからの再下落シナリオだが、現時点ですべての移動平均線を上抜いていて、目線は上目線。トレンドも上だが、すぐ上のネックラインにも押さえられている状態で、トレードはしにくい状況。ある程度分かりやすい状況になるのを待ちたい。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。ユーロ絡みの通貨ペア同様、利益確定の買い戻しが入ったが、こちらは上昇幅が小さく、以前の最安値ライン付近で上げどまっている。
4時間足もダウントレンド。戻り売りエリアに入ってきた。想定されるシナリオとしては、トレンドチャネル上端に押さえられての再下落シナリオともう少し上昇し、前回の安値ラインに押さえられての下落シナリオ。ただ、日足的には現在値付近が過去の日足安値の価格帯でもあり、ここからの下落となる可能性もある。
1時間足はアップトレンド。逆行でトレンド転換となっている。短期と中期の移動平均線を上抜き、戻り売りエリアではあるものの、移動平均線に挟まれての方向性のない状態となりそうな状況。分かりやすい状況となるのを待ちたい。
以上、ドル円はレンジ高値ブレイクでいい形になれば狙っていきたい。それ以外の通貨ペアは、現在利益確定の買い戻しが入った状況。移動平均線に挟まれ、トレンド転換の思惑と戻り売りの思惑がぶつかる状況。すぐに手を出すのはリスクが高い。もう少し状況が変わるのを待ちたい。
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