USD/JPY

まずはドル円から。

日足はアップトレンド。週足のレジサポ逆転帯も抜けたが、依然上げ止まる気配はない。

4時間足もアップトレンド。短期移動平均線までの小さい押しを入れたが再び上昇。ただ、前回高値までは到達しておらず、高値切り下げとなれば、とりあえずのトレンド転換の可能性が出てくる。

1時間足もアップトレンド。トレンドチャネルの下のラインと短期移動平均線に支えられての上昇シナリオが一応素直なシナリオとなるが、やはり利益確定の売りが出やすい状況でもあるので要注意。

EUR/USD

続いてユーロドル。

日足はダウントレンド。依然として短期移動平均線に沿ってじわじわと下落中。

4時間足もダウントレンド。移動平均線の並びは再び下向きのパーフェクトオーダーとなり、高値切り下げで再び下落の可能性が出てきている。直近安値ラインが揃っていてレジサポ逆転ラインでもあり、このラインを抜けると安値も更新となり、ダウントレンド再開が決定的となる。

1時間足もダウントレンド。レンジの安値ラインが4時間足の直近安値でレジサポ逆転ライン。ここを抜けるシナリオを想定。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

日足はアップトレンド。2021年の高値を抜け、現在は2017年に何度もつけた高値トライ中。この上は2017年から2018年初にかけての高値圏。

4時間足もアップトレンド。週足レベルの高値圏で上げ止まりの兆候。直近安値を割り込むと当面のトレンド転換となる可能性がある。ただ、依然としてアップトレンドが強く、トレンドチャネルの下のラインと短期移動平均線に支えられているのでここからの更なる上昇の可能性もある。

1時間足もアップトレンド。とりあえずは4時間足の直近安値割れに注目。ここを抜けると高値切り下げ安値更新となる。ただ、依然としてトレンドは崩れておらず、現在は押し目エリアでもあり、ここからの上昇シナリオも想定される。

GBP/USD

最後にポンドドル。

日足はダウントレンド。短期移動平均線まで下落して支えられている。このあたりは過去の安値圏でレジサポ逆転帯となっている。

4時間足はアップトレンド。ただ、トレンドチャネルも割り込み、動きがなくなっている。直近高値と直近安値のブレイク待ち。ただ、上方向はやはり戻り売りエリアでもあり、基本的には下落シナリオを狙いたい。

1時間足もアップトレンド。4時間足も直近高値と直近安値のラインに注目。下落シナリオを想定。

以上、依然としてクロス円の通貨ペアはトレンドが変わらないので、チャンスがあれば狙いたいが利益確定の売りで一気に状況が変わる可能性があるので要注意。ユーロドルとポンドドルはレンジとなっているので基本的にはブレイク待ち。どちらも下方向へのブレイクに期待。