2022年3月29日(火)
2022年03月29日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。更に円安が進み、2016年の高値を越え、2015年の週足レベルの高値まで来た。この高値はそれ以降の下落を決定づけた高値で、このすぐ上に2015年の高値ラインがあり、それを抜けると2002年と20年前まで遡る事になる。
また、過去の値動きでは2012年の76円付近から2015年の125円付近までの約3年間で50円近く動いていて、それと比べてもまだまだ円安が進む可能性は十分にある。
また、基本的にはチャートで判断していてファンダメンタルズはあまり気にしないが、ゼロ金利を続けるしかない日本の現状と現在の海外との金利差を考えると、構造的に円安方向に進む要素が強く、当面この傾向が続く可能性が高いと思われる。
4時間足もアップトレンド。週足レベルの高値手前でピークを付けた。利益確定の売りも大きく、当面の高値となる可能性がありそう。4時間足でも認識できるレベルの深い押しに期待したい。
1時間足もアップトレンド。上昇幅も大きかったが、利益確定の売りでの下落幅も大きく、辛うじて短期移動平均線に支えられている状況。ここを割り込んでの深い押しに期待。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。依然として短期移動平均線に沿って緩やかに下落している。
4時間足もダウントレンド。若干安値ラインを割り込んだが、すぐに戻り、元のレンジ内で推移している。ただ、現時点では高値切り下げ安値更新で、基本的にはトレンド方向である下目線。下落シナリオを想定。
1時間足もダウントレンド。過去のレンジから少し下にシフトした状態だが、依然としてトレンドレスの状態が続いていて、高値ラインと安値ラインがそれぞれ同じラインで反応している状況。現在は安値切り上げでブレイクラインを形成しているので、ここを割り込んでの下落が短期移動平均線にも押さえられ、エントリーしやすいパターン。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はアップトレンド。2018年の最高値にヒットして反発。とりあえずは上げ止まった形。この高値ラインを抜けると2018年の高値圏まで遡る事になる。
4時間足もアップトレンド。2018年の最高値ラインにヒットして下落。ドル円同様、当面のピークを付けた可能性がある。ここからの4時間足でも認識できるレベルの深い押しに期待したい。
1時間足もアップトレンド。上昇の大半を失う大きな下落となり、ピークアウトの様相。ただ、依然として短期移動平均線に支えられている。ここを割り込んでの深い押しに期待。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。短期移動平均線を下放れする綺麗な下落となった。
4時間足もダウントレンド。当面の利益目標となりやすいレジサポ逆転ライン到達で下げ止まり。戻り待ち。まずは前回安値。また、チャートには書き込んでいないが、このラインの少し下には少し前の安値ラインがあり、そのあたりのラインがレジサポ逆転ラインとして機能する可能性もあるので要チェック。
1時間足もダウントレンド。とりあえず戻して前回安値でレジサポ逆転ラインとして押さえられてからの下落シナリオを想定。また、このラインの少し下に少し前の安値もあるので少し注意。
以上、クロス円の通貨ペアは深い押しに期待。ユーロドルはブレイクライン割り込み待ち。ポンドドルは戻り待ち。
また、日銀の指値オペは今日明日の2日間も続くので、再び急激な円安が進む可能性もあるので注意が必要。
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