USD/JPY

まずはドル円から。

日足はアップトレンド。再び高値更新。すぐ上は2015年の最高値。ここを越えると2002年まで遡る事になる。実に20年ぶりの円安となる。ただ、現在の高値付近は過去の高値が集中する領域でレジスタンス帯でもあるので長期の利益確定の売りが入ってくる可能性もある。

4時間足もアップトレンド。前回高値ラインを越え、支えられつつある。トレンドラインや短期移動平均線も近づいていて、支えられての上昇シナリオが想定される。一方で月足レベルでは過去何度も反応しているレジスタンス帯でもあるので要注意。

1時間足もアップトレンド。前回の高値に支えられつつある。また、ブレイクラインを形成していて、ここを越えての上昇シナリオが考えられる。ただ、押しが浅いのでちょっと入りにくい。長期の利益確定の売りに注意。

EUR/USD

続いてユーロドル。

日足はダウントレンド。再安値手前で停滞。

4時間足もダウントレンド。一度反発し手元のレンジに戻ったが、高値ラインを抜ける事が出来ず、再び下落傾向にある。戻り売りエリアからの下落で、レンジ抜けを期待。接点は少ないが、ブレイクラインが見えるので、ここを割り込んでからの直近安値＝レンジ下限割れが狙い目。

1時間足はアップトレンド。戻り売りエリアから下落。レンジの下のラインに支えられているが、高値も切り下がっていて、基本はブレイク待ち。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

日足はアップトレンド。ドル円と異なり、年初来の高値＝2018年の最高値を越えることは出来なかった。ここを抜けると2015年の高値まで遡る事になる。

4時間足もアップトレンド。一応ブレイクしたレジスタンスラインがサポートラインとして支えになる可能性もあるが、下落幅も狭まりつつあり、その手前で再上昇するシナリオの方が現実的。

1時間足もアップトレンド。トレンドラインに近づきつつあり、支えられての上昇シナリオに期待。短期移動平均線に絡みつつ支えられればエントリーはしやすい。一応ブレイクラインも見えているので目安になりそう。

GBP/USD

最後にポンドドル。

日足はダウントレンド。最安値トライ中。

4時間足もダウントレンド。ブレイクした安値ラインにレジサポ逆転ラインとして押さえられている。トレンドラインをシフトしたラインと短期移動平均線が近づいていて、これらにも押さえられての下落狙い。ブレイクライン割れ狙い。

1時間足もダウントレンド。レジサポ逆転ラインに押さえられている。一部はみ出しているが、ブレイクラインに沿って推移していて、ラインを割り込めば、短期移動平均線にも押さえられる形となり、下落再開となりそう。

以上、ドル円とユーロ円はトレンド方向狙いだが、高値警戒。ユーロドルはレンジブレイク待ち。ポンドドルも戻り売りからの下落待ち。