USD/JPY

まずはドル円から。

日足はアップトレンド。再び短期移動平均線付近まで戻ってきた。

4時間足はダウントレンド。レジサポ逆転ラインまで戻り、何度か越えかけたが、再び押さえられ、短期移動平均線にも押さえられ、再び下落の可能性が出てきている。

1時間足もダウントレンド。短期と中期の移動平均線は収束し、この二つの移動平均線を挟んだ攻防となっていたが、徐々に売り手優勢となりつつある。トレンドラインがカウンタートレンドラインとして機能しての下落シナリオを想定。

EUR/USD

続いてユーロドル。

日足はダウントレンド。下げ止まって反発上昇している。月足レベルで見るとこのあたりは2015年～2017年にかけての安値圏で何度も反発している領域。ここまで月足レベルではほとんど戻りらしい戻りがなく下落しているので、上位足の利益確定の買い戻しが入りやすい状況。

4時間足もダウントレンド。じわじわと反発している。まずはすぐ上の安値ラインあたりで押さえられるかどうか。

1時間足もダウントレンド。若干はみ出しているが、狭いトレンドチャネルに沿って上昇している。分かりやすい節目はもう少し上の4時間足レベルの安値ライン。ただ、1時間足ではすでに短期と中期の移動平均線を越えていて、更に短期と中期の移動平均線の並びが入れ替わるところで、このまま支えられる可能性がある一方で、長期移動平均線に対しては戻り売りエリアでもあるので、売り買いがぶつかる分かりづらい状況となりそう。現時点ではパス。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

日足はダウントレンド。前回の安値ラインまで戻ってきた。

4時間足もダウントレンド。下落からの反発で前回安値ラインまで到達。何度か上に抜けたが、現時点では再びラインを下回っている。短期移動平均線にも押さえられ、カウンタートレンドラインが迫っていて、ここを割り込んでの下落シナリオを想定。

1時間足もダウントレンド。レジサポ逆転ラインを挟んでの攻防で、売り手優勢と買い手優勢が入れ替わっている。現在は買い手優勢エリア。ただ、上位足では過去の安値ラインに押さえられていて、1時間足でも短期と中期の移動平均線が収束。再び売り手優勢エリアに抜けるとトレンドチャネルも下抜く事となり、下落するシナリオが想定される。ただ、トレンドチャネルの下のライン付近で推移していて、短期と中期の移動平均線にも支えられる可能性もあるので、はっきりとするまで手を出せない。

GBP/USD

最後にポンドドル。

日足はダウントレンド。過去の週足レベルの安値に支えられて反発中。

4時間足もダウントレンド。レジサポ逆転ラインを越え、高値更新安値切り上げで目先のトレンド転換となった。ただ、まだ4時間足の戻り高値までは到達していない。また、このあたりは戻り売りエリアでもあり、売り買いがぶつかりやすい状況。また、一つ上のレジサポ逆転ラインまで上昇すると、逆三尊のネックラインとなるので、再び売りと買いがぶつかる状況。全体的に売り買いがぶつかりやすい状況が続く。

1時間足はアップトレンド。レジサポ逆転ラインを越え、高値更新安値切り上げでトレンド転換となっている。ただ、移動平均線の並びも悪く、トレンド転換判断での買いと戻り売り狙いとがぶつかりやすく、分かりにくい状況。もう少し分かりやすい状況となるまではパス。

以上、ドル円とユーロ円はカウンタートレンドライン割り込みからの下落シナリオ狙い。ユーロドルとポンドドルはパス。