2022年6月20日(月)
2022年06月20日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。一気に切り返し、再び高値トライ。ここを抜けると1998年来の高値で、しばらく節目らしい節目はない。
4時間足もアップトレンド。下落分を一気に解消する上昇で再び高値圏。ただ、前回高値での利益確定の売り圧力が強くなるので、注意が必要。このあたりでしばらく値を固める可能性もある。
1時間足もアップトレンド。すぐ下に1時間足レベルのレジサポ逆転ラインがあり、まずはここに支えられるかどうか。移動平均線の並びは再び上向きとなったので、この短期移動平均線やレジサポ逆転ラインで支えられての上昇シナリオ。ただ、4時間足のところでも書いたように、高値ラインでは利益確定の売り圧力が強くなる可能性があるので要注意。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。短期移動平均線とレジサポ逆転ラインに押さえられて下落。全体としては大きな下落トレンドの中で戻り売りとなっている状況。
4時間足はアップトレンド。一気に上昇したが、じわじわと下落し、その上昇のほとんどを解消。現在はトレンドチャネルの下のラインとレジサポ逆転ラインに支えられている。移動平均線の並びは下向きで戻り売りエリアからの下落。シナリオとしては、このままトレンドラインを割り込んでからの下落と支えられてからの上昇が考えられる。
1時間足もアップトレンド。1時間足では移動平均線の並びは上向きでトレンドラインに支えられての上昇シナリオが考えられる。すぐ上の1時間足レベルのレジサポ逆転ラインを越えて支えられるかどうかがポイント。一方で、上位足の流れからはトレンドランを割り込んでの下落シナリオも想定できる。動きとしては後者の方が上位足のプレーヤーが動くので大きな動きとなる可能性がありそう。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はアップトレンド。以前の高値に支えられて再上昇して短期移動平均線の上に戻っていたが、続伸で高値圏に再び近づいてきた。
4時間足もアップトレンド。重要なレジサポ逆転ラインを越えてきた。高値更新となっているのでこれで安値切り上げでトレンドが再び上向く事になるが、移動平均線の並びは依然として下向きで売り買いがぶつかりやすい状況。
1時間足もアップトレンド。1時間足レベルで見ると重要な高値ラインが4時間足の節目の少し上にあり、このラインで押さえられている。短期的なトレンドラインにも支えられ、このままラインを越えて上昇するシナリオと、少し押されてからの上昇シナリオを想定。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。レジサポ逆転ラインに押さえられての下落となった。全体としてはダウントレンドで、戻り売りの下落で、このままダウントレンド再開となるかどうかというところ。
4時間足はアップトレンド。ネックラインを越えての上昇となったが、トレンドラインに押さえられ、ネックラインに絡むあたりまで下落。移動平均線の並びは下向きで戻り売りとなった状況。上昇するトレンドラインもあり、このトレンドラインと短期移動平均線を下抜いての下落再開シナリオを想定。ただ、結果的に三角持ち合いとなっているので、しばらく値幅を狭めつつ方向性のない展開が続く可能性もある。
1時間足もアップトレンド。ブレイクしたネックラインまで下落しているが、1時間足レベルでは移動平均線の並びは依然として上向きで、押し目買いとなりやすい状況。結果、売り買いがぶつかりやすく、方向性がない値動きが続く可能性がある。シナリオとしては、上昇するトレンドラインを下抜いて下落を想定。ただ、押し目買いで上昇となる可能性もあるので要注意。
以上、ドル円とユーロ円は上昇シナリオ。ユーロドルとポンドドルは短期的には上向く可能性があるが、長期的には下落狙い。
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