2022年6月27日(月)
2022年06月27日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。押し目が入り、短期移動平均線に近づいてきた。
4時間足はダウントレンド。前回安値がネックラインとなっている。高値切り下げは継続中でトレンドラインと短期移動平均線に押さえられつつある。ただ、移動平均線の並びは依然として上向きで、収束からの拡散が狙える状況に近づいている。一方で、三尊を形成する可能性があり、その場合はネックラインを越えるともう一段の下落となりそう。
1時間足はダウントレンド。トレンドラインと4時間足のネックラインに挟まれてディセンディングトライアングルを形成。真ん中あたりに1時間足レベルのレジサポ逆転ラインがあり、現在はこのラインを挟んでの攻防。移動平均線の並びは下向きで4時間足と方向が異なり、売り買いがぶつかりやすい状況。基本はどちらかに抜けるのを待つ。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。再び短期移動平均線に近づいてきた。ただ、ここを抜けても上からはトレンドチャネルのラインが迫り、直近高値のすぐ上にはレジサポ逆転ラインがあり、売り圧力が強くなる要素が多い。
4時間足はアップトレンド。ざっくりと三角持ち合いで方向性がない状況。移動平均線はクロスして上向いているがトレンドが強くないので横ばいとなっていて、大きく動いた方向にクロスしやすい状況。また、すぐ上の高値ラインと現在の上向きのトレンドラインでアセンディングトライアングルとなる可能性もあり、そうなるとブレイクまでもう少し時間がかかりそう。
1時間足もアップトレンド。全体としてレンジで方向性がない状態。基本は日足のトレンド方向への回帰を狙いたいところだが、もう少し時間がかかる可能性がある。様子見。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はアップトレンド。短期移動平均線に支えられている。
4時間足もアップトレンド。中期移動平均線に支えられ反発しているが、Wトップのネックラインに到達。このラインを挟んでの攻防となりそう。移動平均線の並びは上向きで、基本は上目線。
1時間足はダウントレンド。4時間足で認識できるWトップのネックラインを挟んでの攻防で現在はライン上にある。シナリオとしては、このまま買い手優勢エリアに進んでアップトレンド再開と、1時間足の移動平均線の並び的に戻り売りエリアで再度下落してトレンドラインに支えられるシナリオを想定。現時点では4時間足と1時間足の方向が異なっていて、売り買いがぶつかりやすい状況でもう少しレンジが続く可能性がある。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。全体的に横ばいだが、上からトレンドチャネルのラインと短期移動平均線が近づいてきた。
4時間足はアップトレンド。移動平均線の並びは依然として上向きで、収束している。アセンディングトライアングルを形成していて、もうしばらくこの三角の中での推移となる可能性がある。基本は日足方向である下方向へのブレイクに期待。
1時間足もアップトレンド。全体として横ばいで推移。すぐ下の1時間足レベルのサポートラインがレジサポ逆転ラインとして長く機能していて、まずはこのラインが重要なラインとなりそう。基本は横ばい継続だが、このラインを下抜くと買い手優勢エリアとなり、トレンドラインを下抜いて下落再開となる可能性が出てくる。
以上、全体として方向性がない状況。その一方で上位足では収束している状況も増えてきているので、トレンド再開を注意深く見ている必要がある。
この続きは当スクール会員の方にお読みいただけます
当スクールの目的は、FXの成功に必要な、あなた「器」を大きくすることです
以下のページを読み、当スクールへの参加をご検討ください