2022年6月9日(木)
2022年06月09日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。続伸。2002年の高値が見えてきた。ここを越えると次は1998年。24年前。ほぼ四半世紀遡る事になる。
4時間足もアップトレンド。2002年の下落を決定づけた高値を越え、2002年の最高値が近づいてきた。トレンドチャネルの上のラインにほぼヒットしているが、トレンドが始まる前の高値からのラインで他で反応していないラインなので信頼性は低い。現在は押し待ち。ただし、上のラインはかなり多くの人が意識しているであろう節目なので要注意。
1時間足もアップトレンド。押しが深くなく、短期移動平均線に絡まずに上昇している。トレンドが強い証拠だが、更にエントリーしづらい状況。基本的にはトレンドチャネルや短期移動平均線に支えられての高値越え狙いのシナリオ。ただ、次の重要な節目までの距離と利益確定の売りが一気に入る可能性があるので要注意。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はアップトレンド。大きな下降するトレンドチャネルの上のラインに何度もトライ。ここを越えて日足レベルでの大きなトレンド転換となるかどうかの重要なポイントにいる。
4時間足もアップトレンド。上のトレンドラインは日足の大きなトレンドチャネルの上のラインとほぼ同じライン。安値も切り上げつつあり、三角持ち合いとなっている。現時点では移動平均線はクロスして並びが下向きとなっているが、短期移動平均線に支えられていて、基本は上向き。
1時間足もアップトレンド。三角持ち合いの中、中心付近にある1時間足レベルのレジサポ逆転ラインを挟んでの値動きとなっている。現在は買い手優勢エリア。移動平均線の並びも再びクロスしていて、このままこのラインに支えられての上昇シナリオを想定。ただし、上のトレンドラインでは売り圧力が強くなるので要注意。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はアップトレンド。こちらも続伸。2015年の高値を越えてきたがこのラインは前年からの下落の途中なのであまり重要なラインではない。次のラインは2013年の高値ライン。ただ、こちらも2014年の高値より低いラインなので若干意識されづらいが、このあたりには節目が少ないのできっかけにはなる可能性がある。
4時間足もアップトレンド。トレンドチャネルの上のラインにヒットして上げどまっているが、このライン自体トレンドが始まる前の高値から引いていて、他で反応していないラインなので信頼性は低い。押し目待ちだがトレンドが強く、短期移動平均線からの乖離が大きい。
1時間足もアップトレンド。上目線継続だが、トレンドが強く、十分な押しがないまま上昇継続となりそう。一応前回高値を目安にするが、支えとなるラインや移動平均線があまりない状態なので、もう少し停滞してからの上昇シナリオを想定。ちょっと手が出しづらく、積極的には狙いにくい。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はアップトレンド。上昇する短期移動平均線に支えられ、上昇再開となるかどうか。全体では下落の中の戻り中で戻り売りエリアに向かっているので日足レベルで売り買いがぶつかりやすい状況。
4時間足もアップトレンド。下髭を無視すると、高値更新安値切り上げで緩やかなトレンドチャネルで上昇中。
1時間足もアップトレンド。綺麗なカウンタートレンドラインに沿って下落中で、安値切り上げとなりそうな状況。基本はここを越えてくるところを狙うシナリオ。
以上、クロス円の通貨ペアは依然として円安方向に進んでいて、基本は上目線だが、利益確定の売りに注意。ユーロドルはレジサポ逆転ラインと短期移動平均線に支えられての上昇狙い。ポンドドルはカウンタートレンドラインブレイク狙い。
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