USD/JPY

まずはドル円から。

日足はアップトレンド。日足の戻り高値を越え、日足のトレンド転換となった。

4時間足もアップトレンド。トレンドチャネルの上のラインに到達。日足戻り高値ラインは越えたが上げ止まっている。基本は押し目待ち。

1時間足もアップトレンド。押し目待ち。下の1時間足レベルのサポートラインが2度付けた安値で、まずはここで支えられるかどうか。

EUR/USD

続いてユーロドル。

日足はダウントレンド。心理的節目の「1」を越えて下落。このラインは過去の安値ラインでもある。ここから先は2001年来の安値で21年遡る事になる。ラインは一応探すが、かなりはっきりしたラインでないと意識されにくいので少しやりにくい。

4時間足もダウントレンド。トレンドチャネルを更に下抜いてきた。基本は戻り待ち。

1時間足もダウントレンド。一応トレンドチャネルのシフトしたラインを引いたが接点が少なく、信頼性は低め。戻り待ちだが、下落勢いが強く、あまり戻さずに続落となるパターンと、ある程度の利益確定の買い戻しが入り、若干深めの戻しとなるパターンが想定される。勢いが強い時は前者となる可能性が高いがその場合はエントリーはしづらい。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

日足はダウントレンド。日足の売り買いを分ける重要な節目を越えることは出来なかった。再び短期移動平均線を下抜くところまで下落していて、ダウントレンド再開となる可能性がある。

4時間足もダウントレンド。高値更新できず、安値も切り上がっているので、三角持ち合いとなっている。移動平均線も何度もクロスしていて方向性のない状態を表している。現在Wトップのボトムライン上に値があり、移動平均線の並びは上向きだが、もうすぐクロスして下向くところ。長い目で見ればヨコヨコであり、売り買いがぶつかっている状況。目先は下目線になりそうだが、リスクリワードに注意が必要。

1時間足もダウントレンド。移動平均線の並びは先にクロスして下向いている。基本は戻り待ち。すぐ上の1時間足レベルのレジサポ逆転ラインがまずは戻りのターゲットとなりやすそうなライン。

GBP/USD

最後にポンドドル。

日足はダウントレンド。最安値更新。この先は2020年に大きく動いた時の下髭の中。最安値以外はラインが分かりづらい。

4時間足もダウントレンド。トレンドチャネルの下のラインをわずかに割り込んで下げ止まっているが、このライン自体接点が少なく信頼性は低め。基本は戻り待ち。

1時間足もダウントレンド。すぐ上が何度も支えられていたラインであり、過去の上昇を決定づけた安値ラインでもあり、まずはここに押さえられるかどうか。ただその場合は4時間足での移動平均線からの乖離が大きめでリスクは高め。出来ればもう少し深めの戻しに期待。

以上、全体として続伸続落で押しや戻り待ち。ユーロ円は三角持ち合いの中なのでリスクリワードに注意。