2022年9月1日(木)
2022年09月01日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。もうすぐ最高値に到達。ここから先は1998年まで遡る事になる。高値圏では利益確定の売りも入り始め、売り圧力が強くなりやすい。
4時間足もアップトレンド。高値圏に値を集めていたが、わずかにブレイク。次のラインが最高値ラインで越えると1998年まで遡る事になる。基本は押し待ちとなるのだが、最高値では利益確定の売りが入りやすく、トレンドチャネルの上のラインにも近づいている事、徐々に上昇幅が小さくなっている事を考えると、上方向へのトレードはリスクが高め。上方向に入るのなら、はっきりと越えてからの押し目で移動平均線に支えられる形を待ちたいところ。
1時間足もアップトレンド。高値更新で押し目待ち。1時間足レベルでは移動平均線も収束から拡散するところで、加速トレンドラインにも近く、このあたりに支えられての上昇は狙えそう。ただ、すぐ上の最高値では利益確定の売りで売り圧力が強くなりやすく、リスク高め。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。じわじわと上昇を続け、短期移動平均線まで戻してきた。移動平均線の並びは下向きで下目線。直近高値のラインはレジサポ逆転ラインとなっていて、戻り売りエリア。売り圧力が強くなりやすい状況。
4時間足もダウントレンド。トレンドチャネルに沿って上昇を続けているが、移動平均線の並びは下向きで収束中。日足では短期移動平均線到達で売り圧力が強くなりやすい状況。現在のトレンドラインがカウンタートレンドラインとなりブレイクしての下落再開シナリオとなる可能性もある。
1時間足もダウントレンド。移動平均線の並びは上向きで上目線。4時間足のトレンドチャネルに沿ってじわじわと上昇している。基本は押し目から上昇狙いだが、次のラインが日足のレジサポ逆転ライン。トレンドチャネルの上のラインも近くにあり、日足・4時間足は下目線で売り圧力が強くなりやすい。なので、上昇を狙ってもリスクリワードを考えるとリスク高め。4時間足ではもうすぐ移動平均線が収束するので、そこからの動きを待ちたい。現時点ではパス。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はダウントレンド。続伸で日足のトレンドラインをしっかりと越えてきた。移動平均線の並びは依然として下向きだが収束していて、もう少ししたらクロスする可能性がある。
4時間足はアップトレンド。高値更新で加速トレンドラインが確定。レジサポ逆転ラインと短期移動平均線に支えられての綺麗な上昇となった。現在は拡散中でいずれにしても押し目待ち。
1時間足もアップトレンド。ブレイク後に綺麗に押し目を付けて上昇している。このまま上昇継続となりそう。基本は押し目待ちだが、4時間足レベルでのしっかりとした押しには少し時間がかかりそう。押し目待ちで現時点ではパス。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。続落で安値更新。2020年の下髭となっている安値の価格帯に突入している。最安値までまだ距離があるが、その間には分かりやすい節目がない状況。
4時間足もダウントレンド。トレンドチャネルの真ん中のラインに沿ってズルズルと下落中。一応過去の安値ラインを戻りからの押さえられるラインとして想定したが、こういったズルズルと下落するパターンは入りづらい。下落幅も小さくなってきているので、ある程度しっかりとした押し目で移動平均線が収束するのを待ちたい。
1時間足もダウントレンド。1時間足の移動平均線を見ても、4時間足と同様にズルズルと下落を続けている事が分かる。このまま下落継続のシナリオも想定されるが、安値掴みの可能性もあり、エントリーは難しい。また、安値を更新できなくなりつつあり、ヨコヨコになる可能性もある。いずれにしても上位足での押し目なり、目先のトレンド転換なりの動きが出るのを待ちたい。現時点ではパス。
以上、全体として現在のトレンド方向に動いているが、利益目標が近かったり、安値掴みの可能性があったりと、トレードしやすそうな通貨ペアがない状況。こういう時は無理にトレードはしない。
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やすきち