2022年9月7日(水)
2022年09月07日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。大幅に続伸し高値更新。1998年の最高値147.66円が徐々に見えてきた。
4時間足もアップトレンド。短期移動平均線に支えられ、カウンタートレンドラインと直近高値を越えての綺麗な上昇。加速トレンドチャネルの上のラインに到達して上げどまっている。基本は押し目待ちだが、上昇勢いが強く、押し目はなかなか来ない可能性もある。
1時間足もアップトレンド。チャートチェック中にも高値更新で上昇は続いている。当然高値掴みの可能性が高く、押し目待ち。現時点ではパス。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。じわじわと安値更新している。このあたりは2002年来の値動きだが、2002年末からの上昇の起点でもあり、大きく資金が入ったところでもある。このあたりでいったん下げ止まる可能性もあり、方向が定まっていない感じ。
4時間足もダウントレンド。安値ラインをブレイクはしているが、なかなか抜けきれない状況。移動平均線の並びは下向きだが拡散せずに下落を続けている。トレンドチャネルのラインにも綺麗に反応していて、基本は下目線だが勢いはない。
1時間足もダウントレンド。基本は戻り待ちで直近高値ラインかその上のレジサポ逆転ラインまで戻しての下落シナリオ。ただ、移動平均線が近く、上抜けるとすぐにトレンドが変わる可能性もあるので要注意。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はダウントレンド。高値更新で日足の戻り高値のラインに近づいてきた。ここを越えると日足がアップトレンドとなる。
4時間足はアップトレンド。一番上のラインが日足の戻り高値のライン。若干深めの押しからの上昇。加速トレンドチャネルの上のラインで上げどまっている。前回高値ラインがとりあえずのサポートとなるかどうかというところ。ただ、今回の押しが前回の安値を越えての下落からの切り返しで上昇勢いがより増していて、ドル円同様押しらしい押しが来ない可能性もある。ただ、いずれにしても次の日足の戻り高値のラインが当面の利益目標となり、上げ止まる可能性が高い。
1時間足もアップトレンド。円安が進み、チャートチェック中にもドル円同様上昇して高値更新となった。基本は押し待ち。加速トレンドチャネルの上のライン付近の値動きで利益確定の売りも出やすく、高値掴みのリスクが高い。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。安値更新したが、若干反発。ただ上髭となっていて、このまま目先の上昇につながるかは不透明。現在は2020年の長い下落の最安値付近での値動きで、その最安値に到達するかどうかというところ。
4時間足はアップトレンド。最安値の一つ上の上昇の起点となった安値ラインに到達し、ここで反応しての上昇となり、直近高値を越えてきた。ただ、目線は下目線で戻り売りエリアからの下落となった。加速トレンドチャネルの上のラインにも綺麗に反応している。
1時間足はダウントレンド。安値ラインから綺麗に反転上昇し、前回の高値ラインも越えてきた。移動平均線の並びも上向きとなっていて、4時間足が下向き、1時間足は下向きだが下抜けているという状況で売り買いがぶつかっている。基本は下目線で直近安値を下抜いての下落継続シナリオだが、全体として高値更新安値切り上げとなりつつあり、逆三尊となる可能性も出てきている。直近高値を越えてくると上昇からのトレンドラインブレイクの可能性もある。ただ、その場合も上位足の方向に逆らう形となる点に注意が必要。
以上、ドル円とユーロ円は高値更新中で押し目若しくはトレンド転換待ち。ユーロドルは基本は戻り待ちだが、全体として値動きが小さくトレンド転換しやすい状況なので要注意。ポンドドルは下落再開シナリオと、逆三尊形成でのトレンド転換シナリオを想定。全体的に最安値や最高値付近での値動きで先のラインが分かりづらい状況が続いている。
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やすきち