2022年9月9日(金)
2022年09月09日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。上げ止まりつつあるが明確な押し目とはなっていない。
4時間足もアップトレンド。チャネルラインにヒットして上げどまっている。シフトしたラインも割り込んでいるが、全体として押し目というよりレンジを形成しつつある。短期移動平均線も近づいていて、まずは支えられるかどうかというところ。
1時間足もアップトレンド。高値切り下げ安値更新で下降するトレンドチャネルに沿って推移。ブルフラッグとなりつつある。シナリオとしてはこの短期のトレンドラインをブレイクしての上昇再開と、もう少し下落継続で1時間足の中期移動平均線、4時間足の短期移動平均線に絡んでからの上昇再開シナリオを想定。いずれにしても当面の利益目標は前回の高値でもある最高値ラインとなるのでリスクリワードに注意。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。短期移動平均線に到達し、現在は抑えられている。このまま下落再開となるか、短期移動平均線を上抜き、トレンド転換に向かうかというところ。
4時間足もダウントレンド。全体としては若干荒めのレンジになっている。移動平均線の並びは依然として下向きだが全体として上向きつつあり、もう少し先でクロスして並びも上向く可能性がある。現在は高値更新で暫定のトレンドラインを引いた。短期移動平均線にも支えられていて、このまま直近高値更新で目先のトレンド転換となるかどうか。
1時間足もダウントレンド。移動平均線の並びは1時間足ではすでに上向きとなっている。指標発表で大きく上下したが、基本的にすぐ下のレジサポ逆転ラインの上の買い手優勢エリアで推移。基本はこのレジサポ逆転ラインに支えられての上昇狙い。暫定トレンドラインにも支えられると入りやすい。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はアップトレンド。最高値を更新するかどうかというところ。最高値ラインで上げどまっているが、押し目とはなっておらず、買い圧力が強い事が分かる。ここを抜けると2014年来の高値となる。
4時間足もアップトレンド。チャネルラインと過去の高値ラインで反応して上げどまっているが、押し目らしい押し目とはなっていない。ただ、短期移動平均線もまだ追いついてなく、シフトしたトレンドラインにも届いておらず、ちょっと入りづらい状況が続いている。
1時間足もアップトレンド。短期移動平均線に絡んでレンジを形成中。基本はブレイクからのリターンムーブ狙い。ただ、中期移動平均線まで距離があり、このままもうしばらくレンジが続く可能性もある。チャネルラインに綺麗に反応していて、このラインが利益目標になりやすく、すぐにブレイクしたのではリスクリワードが合わない可能性が高い。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。2020年につけた最安値で下げ止まっている。ただ、現時点では高値も切り下がっていて、トレンド転換の兆候はない。このまま最安値を割り込むと1985年3月につけた過去の最安値の1ポンド=1.05ドルに向かう事になる。
4時間足もダウントレンド。最安値で下げ止まり、短期移動平均線に絡んで直近高値も越えつつあるが、全体としてはトレンド転換の一歩手前という感じ。暫定のトレンドラインを引いていて、まずはこのトレンドラインに支えられてトレンド転換に向かうかどうか。ただ、移動平均線の並びは下向きで戻り売りエリアでもあり、暫定トレンドラインがカウンタートレンドラインとしてブレイクしての下落再開となる可能性もある。
1時間足もダウントレンド。4時間足の加速トレンドラインも上抜きつつあり、暫定トレンドラインに支えられての直近高値ブレイクシナリオを想定。移動平均線も依然と下向きだが値が上向けばクロスしやすい状況ではある。ただ、上位足の方向に逆らう形となるので短期決戦となる可能性がある。また、上位足では戻り売りエリアであり、この暫定トレンドラインを割り込んでの下落再開となる可能性もあるので要注意。
以上、ドル円はブルフラッグからのトレンド再開狙い。ユーロドルはレジサポ逆転ラインに支えられての上昇狙い。ユーロ円はレンジブレイク待ち。ポンドドルは直近高値を抜けての上昇狙い。
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