USD/JPY

まずはドル円から。

1時間足はダウントレンド。NY時間に大きく動いた。介入という話もあるがいずれにしても押し安値を割り込みトレンド崩壊。ただ、点線のトレンドラインは日足レベルの上昇トレンドラインで日足レベルではまだトレンドは崩れていない。また、今回の下げも3円近く一気に下げたが、半分程度値を戻している。

15分足もダウントレンド。押し安値を割り込み、一気に下落。1時間足～4時間足レベルの安値ラインに反応して下げ止まり。すぐに半値程度値を戻している。全体としては日足上昇トレンドに対しての1時間足レベルの深い押し目を作った形となる可能性があり、ここから反転して1時間足が上向くか、逆に更に下げて日足がトレンド崩壊に向かうかを見てからの判断。

EUR/USD

続いてユーロドル。

1時間足はダウントレンド。前日の下げからの戻りで節目に押さえられている。一方で、下げ切らず、全体としては節目に押さえられてのヨコヨコでクラスターを形成。迷いが生じている。

15分足もダウントレンド。前日の大きな下げからの戻りでクラスターを形成。迷いが生じている。クラスターの中では高値切り下げでやや下げつつあるが、日足ではチャネルラインに到達していて更なる売りが出にくい状況。理想としてはここから高値ブレイクで上昇し、1時間足レベルの戻りを形成する形に期待したい。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

1時間足はダウントレンド。クロス円は介入と思われる値動きですべて壊滅的。子の値動きでいよいよ4時間足レベルのレンジの安値ライン(このチャートの真ん中あたりの点線)を割り込み、明確に下げが確定。また、その4時間足のレンジの安値ラインは日足の重要なラインでもあり、収束している移動平均線を完全に下抜いての日足レベルでの下げが確定した形でもある。

15分足もダウントレンド。基本は下目線での戻り待ち。できれば中期移動平均線にも絡んで15分足あたりが上向いてくると、上位足の戻り売りとなりやすい形になるのでそこからの下落を狙っていきたい。いずれにしてもクロス円は現時点では様子見。

GBP/USD

続いてポンドドル。

1時間足はダウントレンド。前日の下げからの続きで、短期移動平均線に絡んでクラスターを形成。下は4時間足レベルのチャネルラインに綺麗に反応し、上は前回の安値ラインに押さえられる形で利益確定の買い戻しと短期の戻り売りがぶつかっている形。迷いが生じている。ただ、日足的にもチャネルラインに到達していて、更なる売りが入りづらい状態となっている。

15分足はダウントレンド。クラスター形成で実質ヨコヨコ。日足～1時間足レベルでここからの下げを狙うのは厳しいので、出来ればこのクラスターを上にブレイクして、1時間足レベルでの戻りを形成して欲しいところ。

GBP/JPY

続いてポンド円。

1時間足はダウントレンド。節目と短期移動平均線に絡んで逡巡していたが、今回の値動きで大きく下落。半値程度値を戻し、過去の節目付近で下げ止まっている。日足は収束した移動平均線に押さえられる形(このチャートの一番高い所あたり)で下落していて、直近安値を割り込み高値切り下げ安値更新を続けている。基本は下目線でここからの上昇は戻り売りとなりやすい形。

15分足もダウントレンド。現時点では手が出ないので、ここから上昇しての戻り売りに期待。

AUD/JPY

最後に豪ドル円。

1時間足はダウントレンド。こちらは介入の値動きの前にすでに1時間足では下げトレンドとなっていて、朝の時点での節目を越えての下落で日足の重要な節目と押し安値、収束した短期と中期の移動平均線、上昇トレンドラインを越え、日足がトレンド崩壊となっている。その上で介入と思われる値動きで更に下げが加速している形。

15分足もダウントレンド。下げ継続で過去の安値ラインに反応して下げ止まっている形。こちらも下目線ではあるがこのまま下げは狙いにくいので戻りに期待。

以上、今日は監視対象はなし。クロス円はまずドル円は上位足がアップトレンドなので、今回の下げが深い押しとなるかの見極め。それ以外のクロス円は上位足のトレンドに対しての戻りの動きに期待。ユーロドルとポンドドルは日足レベルのチャネルライン到達でやはり手を出しづらい。戻りに期待。

今日はNY時間に重要な指標発表が目白押しなので注意が必要。