USD/JPY

まずはドル円から。

1時間足は先日の下落の長い下髭まで含めるとダウントレンド。その長い下髭を無視するとアップトレンドで中期移動平均線を越え戻り高値を越えて移動平均線もクロスして上向きとなり上目線。一応後者で判断する。

15分足もアップトレンド。1時間足の下げトレンドラインを越え戻り高値を越えてトレンド転換。上昇トレンドラインに沿って上昇していたが、週明けギャップダウンで始まり、中期移動平均線あたりで逡巡している。形としては若干深めの押しとも言える。ただ、すでに上昇トレンドラインを割り込んでいて、中期移動平均線にも絡んでいるのでここから下げると、目線が下向いてくる形となる。ただ、1時間足がアップトレンドなので、ここで15分足が下げてくるとエントリーしやすい形となってくる。

EUR/USD

続いてユーロドル。

1時間足はアップトレンド。週末の指標発表で荒い値動きとなり、押し安値を越えてトレンド崩壊からの切り返しで再度トレンドが上向いてアップトレンドとなっている。移動平均線の並びは上向きで、全体としてはかなり深い押しが入った形。4時間足の下げトレンドラインも越えていて上目線。一方で、週明けギャップダウンで始まっていて、前回の高値を割り込んだ位置で始まっている。短期移動平均線にも絡む位置で戻り売りにもなりやすい形。

15分足もアップトレンド。15分足でも週末の指標発表でトレンドが頻繁に変わる荒れた展開が見て取れる。現在は戻り高値を越え再びアップトレンド。ただ、週明けギャップダウンで上昇トレンドラインと中期移動平均線に絡むところで始まっていて、押さえられて下落すると目線が下向いてくる微妙な位置。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

1時間足はアップトレンド。先日の大きな下落の時の高値で戻り高値となっているラインを越えトレンド転換。アップトレンドとなっている。直後の指標発表の下落は綺麗な押し目となっての切り返しての上昇継続の形となったが、こちらも週明けギャップダウンで微妙な位置で始まっている。

15分足もアップトレンド。深いが比較的綺麗な押し目からの上昇で比較的強いトレンドとなっていたが、週明けギャップダウンで中期移動平均線に絡む微妙な位置で開始。すぐ上の前回高値に押さえられるかどうかで、ここからの戻り売りとなると、目線が下向きトレンド崩壊となりやすい状況となる。1時間足が上目線なのでここから下げて、再び上向くところを狙いたいところ。

GBP/USD

続いてポンドドル。

1時間足はアップトレンド。指標発表での荒い値動きでトレンドが頻繁に変わる形となったが、戻り高値を越えアップトレンドに。点線の下げトレンドラインは4時間足の長く続いたトレンドラインでこのラインを越えていて、4時間足の中期移動平均線も越えての上昇となっている。ただ、すぐ上の点線が4時間足の戻り高値でまだ超えられていない状況。そして週明けギャップダウンで短期移動平均線に絡み、一つ前の高値も下回ったところから始まっている。

15分足もアップトレンド。ギャップダウンで中期移動平均線に絡む微妙な位置で始まっている。押し安値が遠いのでトレンド崩壊とはなりにくいが、戻り売りからの下落となると目線が下向いてくる可能性がある。いずれにしても狙うのはここから下げて目線が下向いてからの反転上昇で1時間足のトレンド方向に向かう形。

GBP/JPY

続いてポンド円。

1時間足はアップトレンド。まず、前日の値動きで戻り高値を越えトレンド転換。そして週末の指標発表では比較的綺麗な押し目からの上昇となった。上の点線は4時間足レベルの下げトレンドライン。週明けのギャップダウンでは短期移動平均線に絡む微妙な位置。ただ、全体としては綺麗な上昇トレンドで若干深めの押しが入っている形。

15分足もアップトレンド。週末でもある前日の値動きで戻り高値を越えトレンド転換。指標発表の値動きではかなり深い押し目となったが、直近高値を越えての上昇継続の形となっている。ただ、週明けギャップダウンで始まり、中期移動平均線に絡む微妙な位置。すぐ上の前回高値に押さえられると戻り売りとなりやすい形。ただ上抜いても短期移動平均線が下がってきて、やはり戻り売りとなりやすい。基本的にここから目線が下向い手からの切り返しての反転上昇で1時間足のトレンド方向に向かう形を想定。

AUD/JPY

最後に豪ドル円。

1時間足はアップトレンド。週末の指標発表の値動きで、トレンドが入れ替わる形で再び上向いてアップトレンド。ただ、週明けギャップダウンでそのラインと短期移動平均線を割り込む位置で始まっている。ただ、ここを上抜いてくると逆に支えられての上昇となりやすく、深めの押しが入る形となる。基本は上目線での上昇継続のシナリオを想定。

15分足もアップトレンド。前回高値のラインと中期移動平均線を割り込んだところから始まっていて、まずはここからの上昇が戻り売りとなりやすい形。また越えてくると支えられやすい状況となるが、上からは短期移動平均線が迫り、やはり戻り売りとなりやすい形。基本的にここから一旦は下げて、再度上向いて1時間足のトレンド方向に向かう形を狙っていきたい。

以上、全体として週末の指標発表の荒い値動きと、週明けギャップダウンで始まり、現時点では狙いにくい形となっている。基本的には下位足が下げてからのトレンド崩壊・転換で再び1時間足のトレンド方向に向かうところを狙っていきたい。

今日は特に重要な指標発表はないが、日本は祝日なので、ゆったりとギャップを埋めつついい形になるのを待ちたい。