2023年5月15日(月)
2023年05月15日
USD/JPY
まずはドル円から。
週が変わったので週足から。週足はダウントレンド。ただ、高値が揃い安値切り上げのアセンディングトライアングルとなっている。上昇トレンドライン(高値更新していないので暫定)と中期移動平均線に支えられ上昇。更に短期移動平均線に対しての押し目を付けての上昇となっていて、戻り高値が遠いのでダウントレンド判断だが実質上目線。ただ、この先は売り圧力が強くなりやすい領域なので注意が必要。
日足はアップトレンド。直近安値更新の可能性があり、トレンドが下向くかどうかという局面だったが、直近安値と中期移動平均線に支えられ、逆に直近高値を越えてきた。短期移動平均線も再び上抜き、上昇トレンドラインの上に戻していて上目線になっている状況。ただ、三度付けているレジサポ逆転ラインとなっている高値ラインが上にあり、そこが当面の利益目標となる。
4時間足もアップトレンド。直近高値を越え、前回の高値も越えてきた。二本の移動平均線も上抜いていて、上目線に戻っている状況。ただ、チャネルラインに到達していて、一時的に短期移動平均線からも乖離しているので、短期的な利益確定の下げやこのあたりで停滞する可能性もある。基本は上位足の方向の上目線で押し目待ち。監視対象。
EUR/USD
続いてユーロドル。
週足はアップトレンド。高値圏から下げたが、全体で見ると短期移動平均線への押しが入った形でもある。下の節目は過去のレジサポ逆転ラインでよく効いているラインでもありここで下げ止まる可能性はある。
日足はダウントレンド。高値圏から短期移動平均線を割り込み戻り売りとなる形で下落。中期移動平均線に到達していて、少し前の安値ラインでもあり、このあたりで長期の押し目買い勢力が入ってくるかどうかというところ。ただ、ここからの上昇では今度は下抜いた安値ラインと短期移動平均線に対しての戻り売りの形となるので押し目買いは狙いにくい。
4時間足もダウントレンド。高値切り下げ安値更新継続の下げ。下抜いた安値ラインに対しての戻り売りの形での綺麗な下落となった。チャネルラインを越える下落となり、過去の安値ラインが近く、上位足では押し目買いが入りやすい状況なので、利益確定の買い戻しが入りやすい一方で、短期的には下目線でここからの買いは狙いにくい。短期移動平均線からも乖離していておいしいところは一旦は終了している状況。静観。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
週足はアップトレンド。高値圏からの下げで前回の高値と短期移動平均線に近づいていて押し目買いが入りやすい状況。すでに下げ止まり感が出つつある。
日足はアップトレンド。短期移動平均線を割り込んでの下げだが、前回安値で下げ止まっている。このラインが押し安値でここを割り込むとトレンド崩壊となるが一方ですぐ下の高値ラインは週足の高値ラインでもあり、このラインでは週足レベルの押し目買いが入りやすい形。中期移動平均線も近づいていて、下げは限定的。
4時間足はダウントレンド。高値切り下げ安値更新の下げ継続。長期の押し目買いと短期の戻り売りがぶつかりやすい状況。静観。
GBP/USD
続いてポンドドル。
週足はアップトレンド。高値の節目から下げ、再び中期移動平均線に絡んできた。上昇トレンドラインにも絡み押し目買いが入りやすい状況だが、下げが早く、ここまでの上昇の利益確定の売りが出やすい状況でもある。
日足はアップトレンド。高値圏からの下げで押し安値のラインに到達。ここを割り込むと日足がトレンド崩壊となる。
4時間足はダウントレンド。高値圏から一気に下げてきた。ただ、少し生えも分かりやすい安値に到達して下げ止まっていて、移動平均線からも乖離しているのでここからは狙いにくい。上位足でも押し目買いが入ってくる可能性がある。一方で移動平均線が収束していて下向くところなので、移動平均線に対しての戻り売りの形を狙いたいところ。現時点では静観。
GBP/JPY
続いてポンド円。
週足はアップトレンド。高値圏からの下落で押し目が入っている状況。すぐ下の節目は過去よく反応しているラインでもあるが、移動平均線の位置を考えるともう一つ下の前回高値あたりまで押しが入って欲しいところ。いずれにしても上目線で押し目からの上昇再開狙い。
日足もアップトレンド。高値切り下げとなる一方で安値は前回の安値に支えられてディセンディングトライアングルとなっている。現在はその高値切り下げのラインと安値ラインの中間付近でどちらにも動きやすい形。
4時間足もアップトレンド。短期的には高値切り下げ安値更新で下げ継続。ただ、日足レベルの節目到達で下げ止まっていて、直近高値と二本の移動平均線を上抜くと再びトレンドが上向く形となる。ただ、短期的には戻り売りエリアでもあるので長期の押し目買いと短期の戻り売りがぶつかる状況。決着待ちだが移動平均線に絡む重要な位置なので監視対象とする。
AUD/JPY
最後に豪ドル円。
週足はダウントレンド。短期と中期の移動平均線を上抜きトレンドが上向きそうだったが、上髭となり再び移動平均線に絡む位置まで下げてきていて、方向が決められない状況。
日足はアップトレンド。高値圏からの下げで再び移動平均線に絡む位置に来ている。全体としては上向きのトレンドチャネルの中で推移していて、チャネルライン到達からの下げでトレンドラインに近づいている状況。短期的には押し目買いが入りやすい一方で、ここを割り込むとベアフラッグからの下落でもあり一気に下げに転じる重要な局面に差し掛かっている。
4時間足もアップトレンド。日足が重要な局面で4時間足でも迷いが生じていてクラスターを形成している。4時間足的にも三角持ち合いでの買い圧力が強くなる一方で上には節目と移動平均線があり売り圧力が強くなる状況で売り買いがぶつかっている。基本は決着待ちで監視対象。
以上、監視対象はドル円、ポンド円、豪ドル円。
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