USD/JPY

まずはドル円から。

日足はアップトレンド。節目であり直近高値であるラインを越えて上昇。チャネルラインに到達している。ただ、このチャネルラインの元になっているトレンドラインは接点が少なく、信頼性は低め。また、加速トレンドラインに対してのチャネルラインにはまだ余裕がある。次の節目はチャートの左端の安値ライン。2022年終盤からの下げを確定づけた安値ラインで週足でも認識できるレベルのレジサポ逆転ラインでもあり、重要な節目となっている。

4時間足もアップトレンド。節目であり逆三尊のネックラインとなっているラインを越えて上昇。おいしいところはいったん終了。押し目形成で上昇トレンドラインや今回抜けた節目、短期移動平均線あたりへの押し目に期待。押し目待ちで監視対象。

EUR/USD

続いてユーロドル。

日足はアップトレンド。若干高値更新するも売りが入り下げている。ただ、節目は割り込んでおらず、支えられての上昇継続となるかどうかというところ。

4時間足もアップトレンド。高値更新からの下げで節目と短期移動平均線、上昇トレンドラインに近づいてきた。押し目買いの絶好の形であり、ここからの下位足反転を狙っていきたい。監視対象。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

日足はアップトレンド。続伸でチャネルラインに到達。このあたりには節目らしい節目はないのでこのチャネルラインで利益確定の売りが入るかどうか。ただ、押しも浅く、買い圧力が強い状況。

4時間足もアップトレンド。逆三尊のネックライン越えからの上昇継続。そのネックラインへの押しがあれば狙いやすい形となるが、その場合、加速トレンドラインや短期移動平均線を割り込む形となり、トレンド転換へとつながる可能性がある微妙な状況。日足もチャネルラインに到達していて、支えになるラインがない状況で高値掴みとなる可能性が高く、リスク高め。パス。

GBP/USD

続いてポンドドル。

日足はアップトレンド。高値圏で逡巡が続いている。依然として押し目からの上昇継続狙い。徐々に短期移動平均線も近づいていていい形になりつつある。

4時間足もアップトレンド。上髭は英中銀の政策金利発表の影響だろう。全体としては短期移動平均線に押さえられて下げている一方で、加速トレンドラインに支えられつつあり、短期移動平均線や節目を越えてくると押し目からの上昇継続の形となる。監視対象。

GBP/JPY

続いてポンド円。

日足はアップトレンド。節目に対しての押し目からの上昇で高値更新で上昇継続となっている。この節目は2015年終盤からの下げを決定づけた重要な節目。

4時間足もアップトレンド。高値圏の売り買いを分けるラインの下、売り手優勢エリアの高い位置からの節目と短期移動平均線を越えての上昇で高値も更新している。狙いやすいところは一旦は終了。この高値圏で値を集めてからの上昇の形か再び短期移動平均線や上昇トレンドラインが絡む形を待ちたい。静観。

AUD/JPY

最後に豪ドル円。

日足はアップトレンド。節目に対しての押しからの上昇で押し目買いのいい形となっている。

4時間足もアップトレンド。節目と短期移動平均線に絡み逡巡していたが支えられて上昇。ただ、上には高値切り下げのラインがあり、カウンタートレンドラインとなっている。ただ、日足的には押し目から上昇し始めている形で、このカウンタートレンドラインを越えての上昇継続の形を狙いたい。監視対象。

以上、監視対象はドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円。

今日は週末でありNY時間に重要な指標発表があるので若干注意が必要。