USD/JPY

まずはドル円から。

週が変わったので週足から。週足はアップトレンド。高値からの下落で押しが入った形。週足での目標となりそうな節目は前回高値ライン。

日足もアップトレンド。高値からの下落で短期移動平均線も前回高値も下抜いてきた。ただ、依然として上目線で押し目買いエリア。今下げ止まっている前回安値に支えられて押し目形成となるか、もう一段の下落で週足の節目でもある前回高値まで下げるかというところ。ただ、すでに短期移動平均線は割り込んでいて、押し目からの上昇も短期的には戻り売りとなる可能性が高い。

4時間足はダウントレンド。短期と中期の移動平均線に挟まれ売り買いがぶつかっていたが、中期移動平均線を割り込み、直近安値を割っての下落でトレンド転換。移動平均線も収束して下向くところで完全に下目線になっている。現在は日足レベルの高値あたりで下げ止まり感が出ているが、移動平均線から乖離していて、ここからの上昇もトレンドに逆らう形となるので現時点ではトレードしづらい状況。短期的に上昇しての戻り売りの形となるか、安値切り上げからの上昇で上位足の方向である上方向に向くのを待つかというところ。現時点ではパス。

EUR/USD

続いてユーロドル。

週足はアップトレンド。高値の節目に押さえられての下落から短期移動平均線に対しての押し目となり上昇。再び節目を伺う動きとなっている。

日足もアップトレンド。高値切り下げのディセンディングトライアングルを形成して短期と中期の移動平均線に絡んで迷っている状況だったが、安値サポートからの上昇で高値切り下げのカウンタートレンドラインを越え、短期と中期の移動平均線を越え、直近高値でもある節目を越えての上昇継続の形となっている。

4時間足もアップトレンド。節目と中期移動平均s念、直近高値を越え大きくブレイク。上位足同様上昇継続の形となっている。ただ、大きな上昇で移動平均線からは乖離していて節目にも到達。おいしいところはいったん終了している。ここを上抜いてもすぐ上に高値ラインがあり、ここからは若干狙いにくい。押し目待ちで静観。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

週足はアップトレンド。高値ラインを越え大きくブレイクしたが、加速トレンドチャネルに押さえられて下落。押し目を形成している形。支えになりそうなのはブレイクした元の高値ラインか短期移動平均線だがどちらも距離がある状況。基本的には押し目からの支えられての反転上昇待ち。

日足もアップトレンド。チャネルライン到達で上げ止まり、高値が揃い、Wトップのネックライン割れからの下落でトレンド崩壊となっている。押し安値が遠いのでトレンド転換という形にはなりにくいが、短期移動平均線に絡み始めていて、割り込んでくると目先のトレンド転換と判断される可能性が出てくる。ただ、全体としては上向きで押し目買いが入りやすい形。トレンド転換待ちというよりはしっかりとした押し目からの上昇再開待ち。

4時間足はダウントレンド。重要節目を割り込んでトレンド崩壊となっていたが、収束する短期と中期の移動平均線に対しての戻り売りの形となり下落継続。上位足では上目線で押し目待ちの形だが、4時間足レベルではトレンド転換して下目線。上位足では下げ余地はまだあるので短期的な下げを狙っていきたい。戻り売り待ちで監視対象。

GBP/USD

続いてポンドドル。

週足はアップトレンド。節目に支えられて上昇継続。高値に到達している。

日足もアップトレンド。短期移動平均線に絡んでじわじわと上昇していたが、カウンタートレンドラインを越え上昇継続の形となっている。現在は週足でも認識できる高値到達で上目線確定だが若干狙いにくい位置にある。ここからの押し目を付けるか、高値圏に値を集めてからの上昇の形を待ちたいところ。

4時間足もアップトレンド。高値到達で上げ止まり。移動平均線からの大きなブレイクでおいしいところは一旦は終わっている状況。上目線は確定しているので、ここからの押しか高値圏に値を集めてからのブレイクの形を待ちたい。現時点では静観。

GBP/JPY

続いてポンド円。

週足はアップトレンド。高値圏で停滞。もう少し押しが入ると上抜いた節目や上昇トレンドラインまで押してくるのでそれを待ちたいところ。また、短期移動平均線から乖離しているので、短期移動平均線に絡むぐらいのもう少ししっかりとした押し目となるとエントリーしやすい形となる。

日足もアップトレンド。高値圏でヨコヨコとなっている。短期移動平均線に絡み始め、短期的には押し目買いが入りやすい形。ただ、すぐ下の節目はWトップのネックラインとなっていて、割り込むと短期移動平均線も割り込んで目先のトレンド転換となる状況。

4時間足はダウントレンド。高値圏でレンジを形成している。現在は真ん中の節目を下抜いて売り手優勢エリアにある。また、短期と中期の移動平均線に挟まれて売り買いがぶつかっていたが、下抜いて下目線が確定。短期と中期の移動平均線も収束しつつあり、ここからの上昇も戻り売りの形となりやすい。上位足でも下げ余地はまだある形なので、ここからの下げを狙っていきたい。戻り売り狙い。監視対象。

AUD/JPY

最後に豪ドル円。

週足はアップトレンド。週足の高値手前で失速。下げて押し目形成をしている形。ブレイクした高値ラインが近づき、下からは短期と中期の移動平均線が収束した上向きながら近づいてくる形。基本的にはこれらに対しての押し目からの上昇再開シナリオを想定。

日足もアップトレンド。日足では高値切り下げ安値更新の下げトレンド。押し安値が遠いのでトレンド転換とはなりにくいが目先は下げている状況。ただ、移動平均線の並びは上向きで押し目買いエリア。一方で、短期移動平均線はすでに下抜いていて、ここからの上昇は戻り売りを食らいやすい形となっている。また、現在の下げトレンドチャネルは大きく見るとブルフラッグとなっていて、短期的には下げ、長期的にはブルフラッグ上抜きからの上昇再開シナリオとなる。

4時間足はダウントレンド。高値切り下げ安値更新で短期と中期の移動平均線も下向いて、4時間足では完全に下目線になっている。ただ、チャネルラインに到達して反転上昇。直近高値がレジサポ逆転で重要な節目となっていて、ここを上抜くと短期的なトレンドが変わる形となる。ただ、上位足では戻り売りになりやすい形だが、全体では上位足でも押し目待ちの形で難しい局面。短期的にここからの戻り売り狙い。ただ、上位足の方向へのトレンド再開の形に注意。監視対象。

以上、監視対象はユーロ円、ポンド円、豪ドル円。円が下落して円高方向に大きく動いたのでクロス円が戻り売りを狙いやすい形となっている。一方でドルはドル安の方向に動いていてドルストレートが高値圏に到達していてこちらは抜けると上昇継続の形だが、到達直後でライン際で売り圧力が強くなりやすい状況なのでパス。