USD/JPY

まずはドル円から。

今までは、週頭には週足から。日足、4時間足と見ていたが、見ているチャートが多すぎて却って分かりにくくなっていたので、原点に戻り、シンプルに1時間足を相場環境足、5分足をトレード足として分析する。ただ、ここでは5分足だと全体像が見えないので、分析は15分足チャートで行い、実際のエントリーは5分足でのエントリーを基本とする。

1時間足はアップトレンド。ただ、押し安値を越えてからの切り返しで戻り高値を越える形で荒い値動きとなっている。現在はアップトレンドで上目線だが、すぐ上に上位足の高値ラインがあり、ここを抜けないと上昇継続とならない。

15分足もアップトレンド。基本は上目線での待ちだが、現時点でのエントリーきっかけとなる直近高値が上位足の節目に近く、リスクリワードが合わない。一度下げてからの上昇か、節目を抜けるのを待ちたい。静観。

EUR/USD

続いてユーロドル。

1時間足はダウントレンド。カウンタートレンドライン割れでの下落から高値と安値が揃う形でレンジ形成となっている。ただ、トレンドは下向きで移動平均線の並びも下向き。基本的にはこのレンジを抜けるのを待ちたい。

15分足もダウントレンド。押し安値を越えつつあり、移動平均線もクロスして下向きとなり、押さえになっている。上位足のカウンタートレンドラインにヒットしていて、ここを越えると下げやすくなる。下目線でのブレイク待ち。監視対象。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

1時間足はアップトレンド。実質4時間足レベルでレンジを形成していてヨコヨコ。チャート上の上下の点線がそのレンジ幅。現在はそのレンジの中で一応アップトレンドだが、基本的にはレンジを抜けるまでは利益は限定的だが、現在は移動平均線がクロスしてその根っこから支えられる形となっている。

15分足もアップトレンド。最初の上昇トレンドラインは割り込んでいるが、移動平均線の並びは上向きで収束しつつある。高値切り下げのカウンタートレンドラインを越えての上昇で移動平均線も上抜く形となるので、狙うとしたらそこから。ただし、当面の利益目標は4時間足の節目であるレンジの高値あたりまでだが、現時点ではパス。

GBP/USD

続いてポンドドル。

1時間足はダウントレンド。長めのレンジからの下げで下げトレンド継続の形。高値切り下げ安値更新で順調に下げている。ただ、現在は3度付けた安値に近づいていて、ここを抜けるまでは手出ししづらい。更に、日足～4時間足レベルの波のサイズ感を考えると、ここまでの下げの利益確定の買い戻しが入る可能性も十分にあり、ここから下を狙うのはリスク高め。

15分足もダウントレンド。カウンタートレンドラインを割り込みながら順調に下げているが、安値ラインが意識されていて、なかなか抜けない状況。このラインを下抜けてからのリターンムーブで押さえられるのを確認できれば狙っていきたいが、上位足での利益確定の買い戻しが入りやすいので入るのであれば逃げ足に注意が必要。監視対象。

GBP/JPY

続いてポンド円。

1時間足はダウントレンド。少し長めのレンジからの下落で下げ継続。現在は短期移動平均線に絡む形でカウンタートレンドラインを形成。上からの加速トレンドラインにも押さえられ、基本的にはこの三角持ち合いを下放れするところを狙う形。

15分足もダウントレンド。一度移動平均線が上向く形での戻りとなり、そこからの下落でカウンタートレンドラインを割るかどうかというところ。移動平均線の並びも再び下向いていて、下目線でのブレイク待ち。

AUD/JPY

最後に豪ドル円。

1時間足はアップトレンド。ただ、ドル円同様、高値更新安値更新で荒い値動きとなっている。現在は切り返す形で上目線。移動平均線もクロスして上向きとなっていて、支えられての上昇で、高値切り下げのカウンタートレンドラインを越えるところを狙っていきたい。

15分足もアップトレンド。中期移動平均線が追いついて下抜けているが、押し安値まではまだ距離があり、移動平均線は収束しつつある形でまだ上向き。これらを上抜いて、カウンタートレンドラインを越えると上目線継続となる。その形を狙っていきたい。

監視対象はユーロドル、ポンドドル、ポンド円、豪ドル円。

今日は欧州時間にドイツのIfo景況感指数の発表があるので関連通貨ペアの値動きに注意が必要。