USD/JPY

まずはドル円から。

1時間足はアップトレンド。前日からの収束から再上昇。上目線継続。ただ、心理的抵抗線である150が見えてきたので注意が必要。

15分足もアップトレンド。上位足レベルの若干深めの押しからの上昇。ただ、ラインもよく効いていて、それなりにエントリーしやすかったパターン。現在は高値圏で逡巡していて、高値切り下げとなっている。一方で、朝の荒い値動きの中で大きく値を下げて戻している。押し安値の位置を現在のラインに取るか、もう一つ下の短期移動平均線にしっかりと絡んだところに取るかは微妙だが、とりあえずアップトレンド継続の判断とする。ただ、ここからの上昇は150が近い事と、介入が入る可能性もあるのでリスク高め。

EUR/USD

続いてユーロドル。

1時間足はダウントレンド。節目に押さえられて綺麗に下落。下目線継続。

15分足もダウントレンド。短期移動平均線に絡み、ここからの下げをねらいたいところだが、前日の下げの直後なので、出来れば少し深い戻しが欲しいところ。下目線での待ち。

EUR/JPY

続いてユーロ円。

1時間足はダウントレンド。上下の点線は4時間足レベルのレンジの上下。下げが若干加速し、レンジ下限に到達。このあたりを抜けてくると日足レベルでトレンドが下向いてくる事になる重要な領域。

15分足もダウントレンド。4時間足～日足レベルの安値ラインと直近高値に挟まれてレンジ形成。日足レベルは当然サポート帯の形で幅が若干あるので、下抜ける場合はしっかりと抜けて押さえられるのを確認したい。基本的にレンジブレイク待ち。パス。

GBP/USD

続いてポンドドル。

1時間足はダウントレンド。下げ継続だが、1時間足レベルの下げトレンドラインと4時間足レベルのチャネルラインに絡んで迷いが生じている。下目線けいぞくだが、トレンド崩壊・転換に向かう可能性が出てきている。

15分足はアップトレンド。戻り高値を越えてきたのでトレンド崩壊の判断をしているが、全体としてはまだ下げトレンドの中にあり、高値更新もしていないので、現在はグレーゾーン。目先の高値切り下げラインが斜めの逆三尊のネックラインとなっていて、このあたりを抜けてくると直近の高値更新にもなりアップトレンドとなる。1時間足の戻り高値も近く、トレンド転換となりやすい状況。トレンド転換からの押し目狙い。

GBP/JPY

続いてポンド円。

1時間足はアップトレンド。前日の三角持ち合いから下放れて下げていたが、あまり安値更新せずに反転上昇。戻り高値も越え、高値更新安値切り上げでトレンド転換。中期移動平均線も越えてきた。上目線。

15分足もアップトレンド。移動平均線もクロスして上向きになり、高値更新安値切り上げでアップトレンド。ただ、長期の戻り売りと短期の押し目買いがぶつかっていて、若干荒い値動きとなっている。基本は上目線でいい形になるのを待ちたい。

AUD/JPY

最後に豪ドル円。

1時間足はアップトレンド。ただ、押し安値が遠いのでアップトレンドの判断となっているが、売り買いを分けるラインを下抜き、移動平均線もクロスして下向きに。加速トレンドラインに沿って下げも加速していて、基本は下目線。ただ、4時間足レベルの上昇トレンドライン(点線)に対しての押し目の形でもあるので、長期の押し目買いと短期の売りがぶつかっている状況。また、点線の水平ラインの方は4時間足レベルのサポートラインでもあり、やはり押し目買いが入りやすいところ。

15分足もダウントレンド。ただ、狭いレンジからの下抜け、切り返しての上昇、切り返しての下落と荒い値動きで短期の売りと長期の買いがぶつかっている状況。決着待ち。

以上、監視対象はドル円、ユーロドル、ポンドドル、ポンド円。

ドル円は高値警戒。ポンド絡みはトレンド転換となりつつあるので押し目狙い。