2022年11月4日(金)
2022年11月04日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。節目に対して三度の安値を付け上昇。再び短期移動平均線まで戻ってきている。全体としては上向き。
4時間足はダウントレンド。最高値を起点とする下げトレンドラインは越えてきたが、現時点では最高値以降の高値切り下げライン(安値は更新していないのでトレンドラインではない)と長期の上昇トレンドラインに挟まれて三角持ち合いの中にいる。現在は移動平均線を上抜き買い手優勢。直近高値と4時間足移動平均線に対する押しとなっていて、直近高値を越えてくるかどうか。上には高値切り下げのラインが近づいている。
1時間足はアップトレンド。高値更新安値切り上げで1時間足移動平均線に支えられながら上昇。直近高値を越えて上昇継続が基本シナリオだが、4時間足レベルの高値切り下げのラインに押さえられていて、短期的には利益確定の売りが出やすい状況。ここからトレンド転換となり、4時間足の三角持ち合い内での推移となる可能性もある。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はアップトレンド。安値切り上げの上昇トレンドラインを割り込み、下げトレンド再開が鮮明となった。もう少し下には日足の押し安値があり、そこを越えると日足でもトレンド崩壊となる。また、ここから利益確定の買い戻しで短期的にトレンド転換となった場合、このあたりが三尊のネックラインとなる。
4時間足はダウントレンド。節目到達で下げ止まり感は出ている。全体での前回の上昇を決定づけたラインがもう一つ下のラインで、そこまでは下げる可能性がある。ただこのあたりでは前回の上昇分を食い終える事になり、利益確定の買い戻しが出やすい状況。
1時間足もダウントレンド。下げが加速し、チャネルラインを下抜けての下落となったが、下げ止まり感も出ている。基本シナリオは1時間足移動平均線に押さえられてのカウンタートレンドラインブレイクでの下落継続。ただし、下のラインは4時間足の重要な節目であり、利益目標となりやすいポイントで、ここから売っていくのはリスクが高い。一方で、利益確定の買い戻しでトレンド転換となるシナリオもあるが、全体としてはまだ下げている途中なので、現時点では入っていけない。明確な上昇からのリターンムーブを待ちたい。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はアップトレンド。以前の高値ラインである節目到達。ここで下げどまるかどうか。全体としては上昇トレンドで、現在は押し目買いとなりやすいエリア。
4時間足はダウントレンド。明確な節目がない領域をズルズルと狭いトレンドチャネルに沿って下落。ようやく日足レベルの節目に到達した。
1時間足もダウントレンド。日足の節目に到達で下げ止まり、安値が切り上がっている。このラインをカウンタートレンドラインとして1時間足移動平均線とトレンドラインに押さえられての下落シナリオが基本となるが、下げ切ったところであり、すぐ下には日足レベルの節目があるのでここから売っていく事は出来ない。一方で、直近高値を越えてくると移動平均線も上抜き、トレンドラインも上抜いてのトレンド転換となる。現時点ではまだ下げの中なので利幅はまだ小さいがこちらのシナリオは狙っていく事は出来る。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。ユーロドル同様、上昇トレンドラインを下抜き、下げトレンド再開が鮮明になってきた。
4時間足もダウントレンド。日足の上昇トレンドラインで下げ止まっていたが、下抜けて一気に下落となった。以前の上昇の起点でもある節目到達で下げ止まり感は出ている。急激に下落が進んだことで利益確定の買い戻しも入りやすくなっている。いずれにしてもここからの更なる下落では入れないので、利益確定の買い戻しでの目先のトレンド転換に期待したい。
1時間足もダウントレンド。下げ止まり感は出ていて、もう少しで1時間足移動平均線も追いつくので、大きく上抜いてからのリターンムーブなら入っていけるパターン。ただ、全体としては下げの中なので、この場合は短期決戦となる。
以上、ドル円は高値ブレイク期待。それ以外は目先のトレンド転換に期待したい。
ただ、今日は一昨日、昨日に引き続き、重要な指標発表があるので荒い値動きに要注意。
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