2022年9月5日(月)
2022年09月05日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はアップトレンド。十字線が表れ、トレンド転換の可能性が出てきたが、現時点では続伸。移動平均線からは乖離している。
4時間足もアップトレンド。トレンドチャネルの上のライン到達で利益確定の売りが入っている。ただ、直近安値のラインまでは押しておらず、依然として買い圧力が強い。現在はトレンドチャネルの真ん中あたりの少し前のトレンドチャネル高値ラインまで押していて、ここで支えられるかどうかというところ。
1時間足もアップトレンド。加速トレンドラインに支えられている。基本は上昇トレンド継続。ただ、加速トレンドラインを下抜くとすぐに4時間足トレンドチャネルのラインのもあり、ここを割り込むと三尊の形となる可能性がある。ただ、この方向はトレンド転換であり現時点でのトレンドに逆らう形になるので、短期決戦となる。また、現時点でも短期移動平均線に押さえられておらず上抜いているので、あまりいい形ではない。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はダウントレンド。ギャップダウンして最安値に再び接近。最安値更新となり2002年来の安値となるかどうかというところ。
4時間足もダウントレンド。移動平均線は下向きで収束から拡散し始めている。高値も切り下がっていて、ダウントレンド再開の様相。基本は下目線ですぐ下の安値ラインを割り込んでの下落シナリオ。ただ、動きが荒く、移動平均線の近くのリスクが低いところでトレードしづらい状況が続いている。
1時間足もダウントレンド。高値切り下げ安値更新でダウントレンド。移動平均線も収束から再び拡散し始めている。ただ値動きが荒く、エントリーしづらい。下目線で戻り待ち。まずはすぐ上のレジサポ逆転ラインに押さえられての下落シナリオ。ただ、この安値ラインは何度も意識されているラインで、買い圧力が強くなりやすい。安心してトレードできるのはここをしっかりと抜けてからのリターンムーブ。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はダウントレンド。長めの上髭が出た後のギャップダウンでの開始。当面の利益確定の売りが出やすい状況。移動平均線の並びは下向きで収束しつつあるが収束にはもう少し時間がかかりそう。
4時間足はアップトレンド。ギャップダウンでレジサポ逆転ラインの下で始まり、現在は値を戻しつつある。すぐ下には4時間足押し安値があり、トレンド転換となる可能性が出てきている。
1時間足はダウントレンド。ただ、移動平均線の並びは上向きで収束し始めている。ギャップダウンで始まり、一旦はギャップを埋める形で上昇中。当面の戻りの目安はギャップダウン前の安値ライン。ただ、急激に下落していて、全体では高値更新安値切り上げは崩れていないが、レジサポ逆転ラインがネックラインとなって高値が切り下がると三尊の形となる。理想としては下落し始めた短期移動平均線に押さえられる形での高値切り下げ。ただ、全体のトレンドには逆らっているので荒れた値動きとなる可能性もあるので注意が必要。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。続落で安値更新。ズルズルと下落が続いていて、トレードしづらい状況が続いている。2020年の下髭の最安値が近づいてきた。ここを割り込むと1985年頃の値まで遡り、同年3月につけた最安値の1ポンド=1.05ドルに近づく事になる。
4時間足もダウントレンド。下に見えている日本のラインの下側が2020年の下髭の最安値ライン。ただ、下落するトレンドチャネルの下のラインにも近づいていて、利益確定の買い戻しが入りやすい状況でもある。
1時間足もダウントレンド。基本は戻り待ちだが、安値掴みのリスクが高く、積極的には狙いにくい。パス。
以上、ドル円とユーロ円が三尊の形になれば狙える。ユーロドルは高値切り下げで安値割れとなりそうな状況で、戻り売りか下落からのリターンムーブ狙い。ポンドドルはパス。
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