2023年1月5日(木)
2023年01月05日
USD/JPY
まずはドル円から。
日足はダウントレンド。全体としては下げ。週足レベルの節目到達で抜けそうだったが反転上昇。ただ。上からは下げトレンドラインが迫り、戻り高値も越えておらず、下目線継続。一方で、今回の上昇は大きな資金が入っており、ここからトレンド転換に向かう可能性もあるので要注目。売り圧力が強くなりやすい領域なので、ここで再び売られるか、トレンドラインを越えてトレンド転換へと向かうかというところ。
4時間足もダウントレンド。下げが続いていて、週足レベルの節目到達で売り買いがぶつかっていたが、大きな資金が入り、直近高値更新で反転上昇。安値切り上げ高値更新となっているが、戻り高値は越えておらず、トレンド転換とはなっていない。また、下げトレンドラインと中期移動平均線がすぐ上にあり、売り圧力が強くなる領域。また、4時間足の戻り高値は日足の戻り高値でもあり、注文の集中がある節目となっている。
1時間足はアップトレンド。中期移動平均線に対する戻りで下落していたが、安値更新できずに戻り高値を越えて反転上昇。トレンド転換となっている。下落前のトレンドチャネルが有効に機能しているので、ラインは残している。シナリオとしてはここからの押し目待ちで、トレンドラインか短期移動平均線あたりへの押し目を作っての上昇シナリオ。一方で、上位足では売り圧力が強くなる領域であり、短期の買いと中長期の売りがぶつかる展開も想定される。難しい局面。
EUR/USD
続いてユーロドル。
日足はアップトレンド。レンジ下限でもある重要な節目を下抜けて下落してトレンド転換の可能性が出ていたが、押し安値に届かずに反転上昇。レンジ内に戻り短期移動平均線まで戻している。
4時間足はダウントレンドレンジの下限ラインの節目を再び上抜き、支えられつつある。一方で、短期と中期の移動平均線と下げトレンドラインに押さえられ、戻り売りとなりそうな状況。売り買いがぶつかっている。
1時間足もダウントレンド。移動平均線の並びは依然として下向きで収束しつつある。目先は上昇で短期の上昇と中期の下げがぶつかっている。ここから下げトレンドラインを上抜いてトレンド転換へと向かうか、戻り売りで下落再開で収束からの拡散となるかというところ。
EUR/JPY
続いてユーロ円。
日足はダウントレンド。下落が続き、チャネルラインを下抜いていたが節目の価格帯に支えられ反転上昇している。ただ、依然として下目線で、よく効いている節目到達で上げ止まりとなるかどうか。ただ、短期移動平均線と下げトレンドラインまではまだ距離があるのでもう少し上げ余地はある。
4時間足もダウントレンド。短期移動平均線を上抜いての強い上昇。ただ、戻り売りの圧力が強くなりやすい領域であり、節目と目先の下げトレンドラインにも到達している。まずはここで押さえられるかどうか。
1時間足はアップトレンド。戻り高値を越えてトレンド転換となっている。上昇トレンドラインは接点が近く微妙だったので、チャネルラインを元に暫定のトレンドラインとして引いている。短期移動平均線とも重なり、有効なラインとなる可能性も十分にある。短期的にはすぐ下のレジサポ逆転している節目、上昇トレンドライン、短期移動平均線に対する押し目からの上昇シナリオ。一方で上位足では売り圧力が強くなる領域であり、売り買いがぶつかる可能性もある。
GBP/USD
最後にポンドドル。
日足はダウントレンド。短期移動平均線に対する戻り売りでの下落となっていたが、節目に支えられ反転上昇。再び短期移動平均線まで戻している。長期の押し目買いと短期の戻り売りがぶつかっている状態。
4時間足もダウントレンド。一気に下げたが節目で下げ止まり、反転上昇して戻り高値まで戻している。戻り高値の節目が逆三尊のネックラインにもなっていて、中期移動平均線もあり、ここを越えると4時間足のトレンド転換となり、すぐ上の節目が日足の戻り高値となっているので、このあたりに注文の集中がある。重要な局面。
1時間足もダウントレンド。安値切り上げのトレンドラインと逆三尊のネックラインでもある戻り高値のラインとでアセンディングトライアングルを形成。4時間足の戻り高値は1時間足の戻り高値と重なり、すぐ上に日足の戻り高値があり、多くの注文が集中する重要な局面となっている。基本シナリオは上昇トレンドラインに支えられての上抜け。
以上、全体として直前の動きから逆行していて、クロス円は分かりにくい展開に。ユーロドルとポンドドルは三角持ち合いで注文の集中するトレンド転換の可能性がある局面となっている。
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