どうも。

ヒロセです。

クロス円がいい感じで上昇を続けているんですが、その中で買エントリーができそうなCADJPYでトレードシナリオを建ててみます。

移動平均線は短期が10SMA、中期を40SMAとし、H4の10MAはMTF MAというインジケーターで各チャートに表示されるようにしています。

・W1

日足で高値が確認できなかったので週足で抵抗要素を見てみます。

週足でも縮小しないと前回高値が確認できないほど上昇しています。

ナニコレ怖い！

水平線はH1で確認できる直近押し安値と最高値です。

トレードするとしても、できるなら水平線の内側の範囲内で決着をつけたいところです。

・D1

まー急上昇ですよね！

前回の上昇幅を越えてまだまだ勢いがありそうです。

角度が緩む様子なし。

この日足チャートを見ている多くの人が考えていることは、

『この上昇はどこまで続くのだろう？』

ってことじゃないでしょうか。

ところが現状、日足チャートでは最高値であり伸びた先っぽ。

週足でもわざわざ縮小しないと上昇方向への節目が確認できません。

週足縮小して確認できる現レートに絡んでくる辺りってのは2015年とかですよ！

デイトレするのにそんなに前まで見なきゃいけないワケ？って思いませんか。

というワケで、高値の目安をフィボナッチエクスパンションを使用して参考にしてみます。

上昇の起点、わずかに安値を切り上げた山にFEを当ててみました。

現在、FE161.8を突破して261.8へ向かおうというところ。

いつ力尽きてもおかしくないですよね。

逆に言えば、161.8をすんなり突破したワケだから261.8まで伸びるだろうって見方もできます。

ただ、FX界には、

『高いから売ってやろう！』

なんて勇者も多いので油断も隙もあったもんじゃありません。

・H4

まー急上昇ですよね！（2回目ｗ）

トレンドラインは起点からのラインと加速したラインが引けます。

現状、加速ラインに乗ってきているような状況ですね。

ところどころに押し目をつけながら上昇していますが、H4レベルでは先週半ばからこれといった押し目は見られません。

今回も押し目をつけに下降してきているのですが、少し下降の勢いと時間が長い気がします。

『下かな？』と大勢の人に認識されると、先週つけた目立つ押し安値、もしくは加速前のトレンドライン付近までスルスルと下げる可能性もリスクとして考慮しておきます。

・H1

最高値直下に直近押し安値ラインを引いています。

太いラインは前回上昇中の高値ラインです。

カウンタートレンドラインが引けますが、コレを超えるまで待つのは怖い気がするのでカウンターラインに対してのチャネルからの反発を狙いたいと思います。

上昇トレンドライン、チャネルラインでの反発＆前回高値ラインでのサポレジ逆転があれば、その時のMAとの絡みや下位足でのチャートパターンなどを確認して入るかどうかを決めたい感じ。

入るならできるだけ安値で買って、最高値手前で逃げたいです。ｗ

この局面を見ている人の考えを想像してみます。

『コレは押し目になるのかな』

『え？トレンドライン割ったらヤバくね？』

『押し安値割るまでは買』

『カウンターライン上抜けでいい形なら入ろう』

『わかりやすいネックラインはできないかな』

こんな感じでしょうか・・

・M15

わかりにくっ！

上昇トレンドに対しての短期下降トレンドというよりは、

『ちょっと下向きのレンジ』

って感じじゃないですか？

しかも、レンジと考えれば下の方で推移し始めてますよね。

できるだけ下で入って最高値までに逃げたいといった理由がコレです。

値動きも荒いし、ここは迷っている人が多いだろうなといった印象です。

コレを見てる人は何を考えているんでしょうか？

『上昇中のフラッグだから上抜けたら買えるよね』

『いやいやトレンドライン割ってるよね？』

『前回高値ラインでサポレジ逆転したらおいしいかも』

『コレだけ上がってるんだから下がるだろう。どこで売ってやろうか！』

こんな感じでしょうか。

私が買うのであれば、わかりやすくアセンディングトライアングルでも作ってもらって元気のいいロウソク足で上抜いてくれたら、MAとトレンドラインとの絡みで入りたいです。

多分入らないけど。

余談ですが、前日の朝のペナント抜け見てくださいよ。

カウンターライン引いてたのに入らなかったとか意味わかりません・・

勿体ないですよね。

答え合わせは明日行います！

※答え合わせ

一晩経過した朝8時時点でのH1チャートです。

カウンターラインに抑えられ、上昇の加速トレンドラインを明確に割ってきました。

『トレンドライン割ったから上昇は終わり』

『押し安値割るまでは目線は上』

と思惑が交錯するエリアに入ってきました。

現状、ボラが小さくなっており、多くのトレーダーが『上か下か』を見極めるタイミングをうかがっている局面ではないでしょうか。

クロス円全てに言えることですが、何をもって『決着がついた』と判断するのか？が重要だと思います。

今の拮抗が長く続くほど、『上昇は終わりかな～』といったムードが広がるかもしれません。

動き出すと大きく動く可能性もあるので注視していきたいですね。